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「あれだけでは勝てなかっただろうが…」メッツ監督、大谷の先頭打者弾「あんな風に打てば良い気分だろう」

スポニチアネックス / 2024年10月18日 14時43分

第4戦の試合後、会見に臨んだメッツ・メンドサ監督(撮影・柳原 直之)

 ◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦 メッツ2ー10ドジャース(2024年10月17日 ニューヨーク)

 メッツは17日(日本時間18日)、本拠でのドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦に敗戦。対戦成績が1勝3敗となり、ワールドシリーズ進出へ“崖っ縁”に立たされた。

 投手陣が初回に大谷に先頭打者アーチを浴びると、2番・ベッツにも一発を含む4安打4打点を許すなど大量10失点。大谷、ベッツがいるドジャース打線について「それがあのチームを良いチームにしている。大谷だけでなく、ムーキー(ベッツ)やテオスカー(T・ヘルナンデス)もいるし、フレディ(フリーマン)もいる。マンシーもいるし、キケ(E・ヘルナンデス)もこの時期にキケらしいことをやっている。選手層は厚いと思うが、最大のポイントは、彼らは自分のゾーンにフォーカスしている。決してボールを追いかけない」と自分たちのやるべきことに徹していると脱帽した。

 大谷の先頭打者アーチに関しては先発・キンタナの2球目を狙われ被弾。これが相手に流れを渡す結果となり「そうかもしれない。でも、一発だけでは勝てなかった。大谷だけでなく、彼の後ろにいる他の選手のケアも必要だ。でも、そうだね、彼が試合の最初の打席に出て、あんな風に打てば、明らかに彼らにとっては良い気分だろう。あれだけでは勝てなかっただろうが、我々は止めることができなかった」と悔いた。

 また、“崖っ縁”で迎える第5戦の先発は「ピーターソンが明日先発する」と明言。13日(同14日)の第1戦で3番手で2回1/3、40球を投げて以降、中4日での登板となり「ピーターソンは休養十分。最後に登板したのは4日前だ。先発として期待している」とした。

 その上で第1戦で先発した千賀について「彼は明日、ブルペンから登板可能だ」とした。

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