1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

有働由美子 西田敏行さんと焼き肉店で焼酎の約束かなわず「日本人のいいところ全部持っている」

スポニチアネックス / 2024年10月18日 16時40分

俳優の西田敏行さん

 フリーアナウンサー有働由美子(55)が18日、ニッポン放送「うどうのらじお」(金曜後3・30)に生出演し、死去したことが17日に分かった俳優の西田敏行さん(享年76)を追悼した。

 西田さんは17日、東京都内の自宅で死去しているのが見つかった。今月8日に出演映画「劇場版ドクターX」(12月6日公開)の完成報告会見に出席したばかりだった。

 有働はNHK時代、中居正広と震災復興特番「“明日へ”コンサート」の司会を務め、その際に西田さんと共演したという。「西田さんが『もしもピアノが弾けたなら』を歌われて、少しトークでというのでいらっしゃって」と振り返った。

 当時の西田さんは、足の調子が思わしくない状態ながら、出演してくれたという。「袖で私たちが待っているじゃないですか。その日ちょっと足がしんどくて、いすに座って待ってらっしゃって、痛そうなんだろうなと思って、それでも優しいの。“大変だね。長い時間、司会して”と言って下さって」。中居とアイコンタクトを取りながら、西田さんに負担をかけないように立ち回ったことを明かした。

 歌手としては「もしもピアノが弾けたなら」が大ヒットし、NHK紅白歌合戦でも披露した。有働は「『もしもピアノが弾けたなら』は、西田さんしか歌えない空気の歌じゃないですか?誰が歌ってもすてきなんだけど、西田さんが歌うから全部のフレーズが浮き上がってきて、一つ一つが刺さる感じがして」と熱弁。「優しい西田さんしかご一緒していないので、びっくりなのと、こういう時って残念とかでもなくて、言葉を失うというか、ぽっかりと空いたままという気持ちになるなあ」と寂しげに語った。

 生前、かなわなかった約束があるという。「西田さんと行っている焼き肉屋さんが一緒で、この前ご一緒できなかったから、今度一緒に食べましょうって。その時、私が焼酎を持って行きますってお約束をしていたので、それを思い出してしまいました」。また、特派員として渡米した際にも、「色紙に“行っておいで。帰っておいで”というのを書いてくださっていて」という。「日本人のいいところを全部持っているのが西田敏行さんだったと思うので、しばらくこの気持ちが続くのかなと思います」と、喪失感を口にしていた。

 最後に、「“お悔やみを申し上げます”と言うと、通り一遍になってしまって言いづらいですけど」と前置きし、「ゆっくり休んでいただければと思います」と言葉を選びながら、手向けの言葉を送っていた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください