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ド軍 リーグV&WS進出確率は86%!大谷翔平、ベッツの計7得点はジーター&Aロッド以来20年ぶり

スポニチアネックス / 2024年10月18日 16時42分

ナ・リーグCS<メッツ・ドジャース4>6回、ベッツ(中央)の2ランで生還した大谷(右)(撮影・沢田 明徳)

 ◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦 ドジャース10-2メッツ(2024年10月17日 ニューヨーク)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が17日(日本時間18日)、敵地でのメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席で2試合連発となるポストシーズン第3号を放つなど、3打数1安打3四球、4得点で今ポストシーズン9試合目で初の2桁得点の猛攻を演出した。先発の山本由伸投手(26)は4回1/3を4安打2失点と試合をつくり、快勝に貢献した。

 大谷が初回に前日の一発の興奮が覚めやらぬうちにまたも豪快な一発を放った。メッツの今季10勝左腕キンタナとは初対戦。1ボールから2球目の甘く入ったシンカーを捉えると、打球速度117.8マイル(約189.5キロ)、角度22度の低い弾丸ライナーが右翼フェンスを越え、422フィート(約128.6メートル)地点で弾んだ。打った瞬間にベンチの方へガッツポーズする確信弾だった。日本選手のPS先頭弾は初めてで、2戦連発は2009年のワールドシリーズ第2、3戦で打った松井秀喜(ヤンキース)以来、2人目。ドジャースの選手としてもPSの先頭打者弾は7人目となった。第1打席での安打は今PS9試合目で初めてで、走者なしの場面ではPS26打席目で初安打となった。

 大谷が3四球で出塁した後は2番ベッツが適時二塁打、左越え2ランと4打点の大活躍。キャリアハイのPS1試合4打点をマークし、メッツに大谷を歩かせた高い代償を払わせた。

 大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者は、ポストシーズンの7回戦制のシリーズの4試合終了時点で3勝1敗とリードしたチームの突破は93チーム中79チーム(85%)と紹介。また、現行の2―3―2試合の7回戦制のシリーズで、3勝1敗から第5戦を敵地で戦うチームは49チーム中42チーム(86%)が突破していると紹介した。

 また、この試合で大谷が4得点でベッツが3得点を記録。ラングス記者は、ポストシーズンで1、2番コンビが計7得点を記録したのは、2004年のデレク・ジーター、アレックス・ロドリゲス以来20年ぶり3度目という記録も伝えた。

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