小祝さくら「残り2日間良い戦いができそう」ドライバーが復調し67で首位浮上 マスターズGCレディース

＜マスターズGCレディース第2日＞18番、ティーショットを放つ小祝さくら（撮影・井垣　忠夫）

　◇女子ゴルフツアー　NOBUTA　GROUPマスターズGCレディース第2日（2024年10月18日　兵庫県　マスターズGC＝6506ヤード、パー72）

　第2ラウンドが行われ、首位と1打差の3位から出た小祝さくら（26＝ニトリ）が5バーディー、ボギーなしの67で回り通算11アンダーの首位に浮上した。

　前半で2つ伸ばして折り返すと、12番パー5で第3打を1メートルにつけてバーディーを奪取。14番で5メートルを沈めて、15番パー5は2オン2パットで連続バーディーをマークし「昨日よりドライバーが良くなって、アイアンは今イチだけど、パットも凄く安定していた」と満足感をにじませた。

　前日はティーショットで6ホールしかフェアウエーを捉えられなかった。「（クラブが）インサイドから入りすぎていたので入りの角度を変えた」。微調整が功を奏し、この日は11ホールでフェアウエーをキープした。

　合計28パットとグリーン上でも冴えを見せ、2ランウド連続ボギーなしで終えた。先週はパットの感覚が悪く「1メートルを2回外したので、1メートルも不安な感じだった」。今週はパターを変えた。同じ大型マレットだが、フィーリングが良くなった。

　首位で決勝ラウンドに臨む。今季3勝目を目指す小祝は「残り2日間、上位で良い戦いができそうな手応えがある」と自信のコメントを口にした。