新庄日本ハム 3連敗で終戦…下克上日本S進出ならず 山崎が3失点、鼻骨骨折・伏見の一発も空砲

＜ソ・日＞4回途中、山崎（左から2人目）が降板しベンチで厳しい表情の新庄監督（撮影・岡田　丈靖）

　◇パCSファイナルステージ第3戦　日本ハム2ー3ソフトバンク（2024年10月18日　みずほペイペイ）

　日本ハムはソフトバンクに2－3で敗れ、3連敗。下克上での日本シリーズ進出はならなかった。

　先発は今季10勝の山崎。初回に山川、近藤に適時二塁打を許して、2点を献上。苦しい立ち上がりとなった。

　3回に伏見のソロ本塁打で反撃ののろしを上げると、2死一、三塁から万波の中前適時打で同点に追いついた。

　しかし、山崎は4回に失策も絡んで2死一、三塁とピンチを招くと、周東に左前適時打を打たれ、勝ち越しを許した。ここで交代が告げられ、3回2/3を投げて3失点（自責2）で降板となった。

　2－3の8回、先頭の代打・上川畑が死球で出塁すると、代走・五十幡が二盗に成功。1死二塁から清宮の右飛で2死三塁としたが、万波は空振り三振に倒れた。

　9回も2死二塁とチャンスを作ったものの、最後は伏見が中飛に終わった。

　日本ハムは継投策で逃げるソフトバンクを相手にあと1本が出ず、惜敗。レギュラーシーズン12勝12敗1分けとしていたが、ファイナルステージで白星を挙げることはできなかった。