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このまま終わってしまうのか!?セ王者巨人がCS開幕3連敗 貧打解消されず崖っ縁 3戦合計2得点

スポニチアネックス / 2024年10月18日 21時9分

<巨・D>9回、ベンチで渋い表情の阿部監督(撮影・西川祐介)

 ◇セCSファイナルステージ第3戦 巨人1―2DeNA(2024年10月18日 東京D)

 日本シリーズ進出を懸けた「2024 JERAクライマックスシリーズ(CS) セ」は18日、東京ドームでファイナルステージ第3戦が行われ、4年ぶりセ・リーグ優勝を果たした巨人が、ファーストステージで2位・阪神を2連勝撃破した3位のDeNAに初戦から3連敗。優勝チームにあらかじめ与えられるアドバンテージ1勝を含めて1勝3敗と一気に王手をかけられ、崖っ縁に追い込まれた。

 2戦を終えて合計わずか1得点だった打線がこの日も沈黙した。2回に主砲・岡本和が左翼スタンド上段へ1号ソロを放ち、3試合目で初めて先制したが、結局、最後まで奪った得点はこれだけだった。

 先発左腕・グリフィンが1―0で迎えた4回、先頭の主砲・オースティンに2戦連発となる2号ソロを被弾して追いつかれると、5回には2番手右腕・赤星の暴投で勝ち越しを許し、これが相手の決勝点。

 巨人打線は4回から7回まで無安打で、8回に先頭・長野が左前打を放ってチャンスメークしたが、岡本和が3回に続いて申告敬遠され、大城卓にあと一本が出なかった。

 来日2年目でCS初登板初先発となった左腕・グリフィンは4回3安打1失点で降板。1回1安打1失点の2番手右腕・赤星が敗戦投手となった。9回はここまで登板機会がなかった守護神・大勢が1点ビハインドにも関わらずマウンドへ。1死二、三塁のピンチを招くもアウト3つは全て三振で奪って無失点でしのいだが、打線が投手陣に応えられなかった。

 1勝3敗で迎える19日の第4戦はレギュラーシーズンで8勝を挙げ、特に後半戦は絶好調だった23歳左腕・井上が予告先発投手としてCS初マウンドに上がる。負ければ日本シリーズ進出が消滅する一戦。巨人の未来を担う成長株の若武者がこの流れを変えられるか。

 【巨人のCS戦績】

10月16日 ●0―2DeNA(東京D)4安打

10月17日 ●1―2DeNA(東京D)5安打

10月18日 ●1―2DeNA(東京D)5安打

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