タイガース・前田健太 前日走者なしで不発の大谷に「問題ない」 先頭打者弾に「言って良かった」と笑顔

タイガースの前田健太（AP）

　タイガースの前田健太投手（36）が18日、テレビ朝日系「報道ステーション」（月～金曜午後9時54分）に生出演。

　リーグ優勝決定シリーズ第4戦に勝利を収めたドジャースの山本由伸、大谷翔平の活躍を解説した。

　先発した山本は5回途中を2失点で8奪三振の好投。前田は「今日のMVPを選ぶなら山本由伸投手。投げているボールが全て良かった」と評した。

　山本は対左打者より右打者との相性が悪く、メッツ打線は右打者を並べてきた。それに対して「特に右打者へのスライダーを多く、有効的に使っていた。右打者対策をしっかりやっていたと思う」と前田。スライダーが好投の要因の一つと分析した。

　そして大谷は初回に日本選手のポストシーズン初となる先頭打者本塁打。この試合まで走者のない場面は22打数ノーヒットだったが、前日の放送で前田は「問題ないです」と強調していた。

　その言葉通り、走者のいない初回の第1打席で豪快な一発。前田は「その通りでしたね。言って良かった」と笑顔。そして「（試合での）最初のスイングでこれだけ完璧に打つ。（相手に）凄く恐怖心を与える打席だったと思う」と評した。

　メ軍投手陣はその後、大谷に対して3打席連続四球。まさに「恐怖」の結果だった。