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阪神・富田 “遥人ツーシーム”完全習得へ意欲「左打者を打ち取れるボール磨く」

スポニチアネックス / 2024年10月19日 5時19分

キャッチボールする阪神・富田(撮影・須田 麻祐子)

 さらなる飛躍を目指す阪神・富田が“遥人ツーシーム”の完全習得を今オフの目標に掲げた。この日は鳴尾浜球場で自主練習。フル回転を狙う来季へ向けて新たな武器を手に入れる決意を示した。

 「遥人さんのようなツーシームを投げたい。(左打者の)内角に入れられるボールは練習したい。左打者を打ち取れるようなボールは磨いていかなきゃいけない」

 今季は自己最多の33試合に救援登板。防御率0・76と一定の数字を誇示した一方で課題も残した。対右打者への被打率が・161(56打数9安打)に対し、対左打者は・230(74打数17安打)。元々、右打者へのクロスファイアを得意とするが、今季はヤクルトの村上、CSファーストSでもDeNAの佐野と左打者だけに本塁打を浴びた。左腕として左の強打者を仕留める必要な要素である内角球の有効球種がなく、外角一辺倒に近かった配球を狙い打たれた。

 課題克服へ向けて新兵器の習得に本格着手。手本とするのが先発左腕・高橋の持ち球の一つでもあるツーシームだ。かねて「絶対、左バッターは嫌だと思う」と話していた富田にとって、打者の懐で小さく動き、曲がる軌道が理想。ツーシームを磨けば、自信のあるスライダーやチェンジアップはさらに生きてくる。

 来季で3年目。「やりたい気持ちはある」。そう先発復帰も意気込む。高みを目指す23歳の挑戦は既に始まっている。 (石崎 祥平)

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