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大橋悠依 東京五輪2冠の競泳人生大満足「95点」も…やり残したことは? 29歳誕生日に引退会見

スポニチアネックス / 2024年10月19日 4時55分

引退会見でバースデーケーキを贈呈され、笑顔の大橋(撮影・村上 大輔)

 競泳女子の21年東京五輪個人メドレー2冠でパリ五輪日本代表の大橋悠依(29=イトマン東進)が18日、都内で引退会見を開いた。この日は29歳の誕生日。グレーのパンツスーツ姿で登壇し「晴れやかな気持ち。大満足の水泳人生だった。本当は120点と言いたいけどやり残したというか、届かなかったことを挙げるなら世界新記録の樹立。95点にしたい」と笑顔で語った。

 10月からイトマンスイミングスクールの特別コーチに就任。同スクール総監督となり長年指導を受けた東洋大の平井伯昌監督(61)とのタッグで後進の育成に力を注ぐ。平井監督から「これからもさらに輝けるように頑張ってください」とエールを送られると「五輪に出場して金を目指す選手を出したい」と意欲を見せた。来春には大学院に進学し、スポーツ栄養学も学ぶ予定。「メディアにも積極的に出ていきたい」とちゃめっ気たっぷりに報道陣にアピールする場面もあった。

 東京五輪後はモチベーション維持に苦しみ、師事していた石松正考コーチ(37)を完全無視して練習を途中で切り上げたこともあった。パリ五輪は200メートル個人メドレー準決勝で敗退したが、自身初の有観客の五輪を満喫。9月の国民スポーツ大会が最後のレースとなった。浮き沈みを経験しながら駆け抜けた約21年の競技生活は幕を閉じたが「これからも楽しい人生をつくれるように頑張りたい。自分にしかできないことを見つけながら挑戦を続けたい」と第二の人生に思いをはせた。

 ◇大橋 悠依(おおはし・ゆい)1995年(平7)10月18日生まれ、滋賀県出身の29歳。草津東高から東洋大に進学し、平井コーチに師事。世界選手権は17年に200メートル個人メドレーで銀、19年に400メートル個人メドレーで銅を獲得した。21年東京五輪で個人メドレー2冠を達成。地元・彦根市の人気キャラクター「ひこにゃん」を愛する。陸上の桐生祥秀とは同郷の同い年で、中学時代から顔見知り。身長1メートル74。血液型B。

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