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大谷と仲良しT・ヘルナンデスが語る「ワールドシリーズ出場」への夢と、ドジャースを蘇らせた舞台裏

スポニチアネックス / 2024年10月19日 3時40分

会見に出席したT・ヘルナンデス(撮影・柳原 直之)

 ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)が18日(日本時間19日)、メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦の試合前会見に臨んだ。

 ここまで3勝1敗でワールドシリーズ進出に王手をかけているドジャースについて、T・ヘルナンデスは「自分のパフォーマンス、自分の数字や個人的なことは考えない。私にとっては勝つことが全て。チームを助けるために他のことはしない」と、フォア・ザ・チームを口にした。

 目標はワールドシリーズでの爆発だ。「私は2017年にアストロズでワールドチャンピオンリングを獲得しましたが、プレーする機会がなかった。私の夢の1つはワールドシリーズに出場し、もちろんすべてに勝ち、優勝チームの一員となり、チームが優勝するのを助けること。そしてもちろん、今夜勝てばそのチャンスが私にも訪れることになる」と意気込み。7年ぶりの夢舞台へ、一歩ずつ前進していることをかみしめた。

 T・ヘルナンデスは本塁打を放った大谷にベンチ前で“ひまわりの種シャワー”で祝福することでも日本のファンには有名。大谷とも仲が良く、共にドジャース移籍1年目ながら、チームに欠かせない存在になっている。ここまでメッツとの4連戦は無安打に終わっているが、打線には欠かせないキーマンだ。

 今季はチームにけが人が続出したが、T・ヘルナンデスは「ある日のアトランタでのミーティングで全てが変わった。我々選手自身が自分たちに可能性を秘めていることに気づいた」と、9月13~15日のブレーブス戦をきっかけにチーム一丸で危機を乗り越えた経緯を告白。先発の柱だったグラスノーも離脱するなど大ピンチだったが「我々のプレーがどうだったかではなく、グラスノーを故障で失ったことが重大だった。全員の気持ちを再び高め、すべてに勝つまで頑張り続けるためのミーティングだった」と、チームが結束した舞台裏を明かした。

 同じく会見に登場したロバーツ監督は、アトランタでのミーティングについて「私はただみんなを集めたかっただけ。その時点で私たちはブレーブスに2連敗していた。そして、タイラー(グラスノー)が今年終わるというニュースがあった。ウォーカー(ビューラー)がその夜投げ、10月に11試合に勝つためには、彼が必要だと感じた。彼らがお互いを信じる以上に彼らを信じることはできない。彼らは自分自身を信じなければならない。そして、私たちにはそれをするのに十分な才能があると感じた。私はそれを明るみに出したかっただけ」と回想し、チーム力を感じた瞬間とした。

 ドジャースは2勝1敗からの勝利でワールドシリーズ進出に王手。PSの7回戦制のシリーズ(ワールドシリーズ含む)で4戦目で3勝1敗としたチームは、過去93度のうち79度が勝ち抜いており確率85%。リーグ優勝決定シリーズに限れば39度のうち32チームが突破と確率82%だ。そのうち半数以上の17チームが続く第5戦勝利で一気にワールドシリーズ進出を決めている。

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