メッツのマルティネス「まるで14歳が10歳と一緒にプレーしているようなもの」独特表現で大谷翔平を絶賛

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦の8回に3ランを放ったドジャース・大谷翔平（AP）

　メッツの指名打者J.D.マルティネスは、14シーズンにわたるメジャーリーグで数多くの選手を見てきたが、誰も大谷翔平に匹敵しないと言っている。「まるで14歳が10歳と一緒にプレーしているようなもの」とニューヨーク・ポストのジョン・ヘイマン記者に語った。

　「彼にとって球場が小さすぎるように見える。とてつもないパワーを生み出し、球をとても強く打つ。致命的な組み合わせだ」

　大谷は第3戦でスタンドの上段に「ムーンショット」を放ち、メッツの本拠地の観衆を驚かせた。第4戦は試合開始直後に117マイル（約188キロ）のスピードで422フィート（約128メートル）の特大ホームランをかっ飛ばした。メッツとのシリーズでOPSは1.238だ。

　マルティネスは、大谷がこのように好調なときにメッツが彼を止めるのは難しいと認めつつも、メッツがシリーズに勝てると信じている。「今、ドジャースは勢いに乗っているように感じるけど、流れを変えればチャンスはある。3勝1敗からの逆転劇は過去にも起こっている」と話している。