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大谷翔平 第3打席も安打で4戦ぶりマルチ安打 初回は右前打でPS自身初3戦連続安打

スポニチアネックス / 2024年10月19日 7時29分

ナ・リーグCS<メッツ・ドジャース5>4回、ドジャース・大谷は左前打を放つ(撮影・沢田 明徳)

 ◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦 ドジャース-メッツ(2024年10月18日 ニューヨーク)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が18日(日本時間19日)、勝てばリーグ優勝とワールドシリーズ進出が決まる敵地でのメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席で右前打を放ち、ポストシーズン自身初の3試合連続安打とした。第3打席でも左前打を放ち、4試合ぶりのマルチ安打をマークした。

 ドジャースの先発フラーティが3回までに8安打で8失点の大乱調。4回は9番パヘスにPS初本塁打が飛び出し、2―8で第3打席を迎えた。この打席は初球のスライダーに詰まりながらも左前にポトリと落とし、厳しい試合展開ながらもバットで見せ場をつくった。ベッツ、フリーマンが連続四球でつないで2死満塁としたが、元西武の2番手右腕ギャレットに対し、フリーマンが見逃し三振に倒れて無得点に終わった。

 初回は左腕ピーターソンとの対戦。この打席は4球目のシンカーがすっぽ抜けて大谷に当たりそうになる場面があったが、直前で回避。フルカウントから外角スライダーをバットの先で引っかけて二遊間を破り、右前に運んだ。この安打でポストシーズン自身初の3試合連続安打とした。さらに次打者ベッツが右方向へ強い打球(記録は二塁打)を打ち、右翼手がはじいたのを確認すると急加速して三塁まで進んだ。無死二、三塁と絶好の先制機だったが、T・ヘルナンデス、フリーマン、エドマンが打ち取られてまさかの無得点に終わった。

 メッツが初回にアロンソの3ランで先制。大谷の第2打席は0―3の2回2死一、三塁で迎えた。ピーターソンの初球が暴投となり、大谷が大声で三塁走者E・ヘルナンデスを呼び込んで1点を返した。なおも2死二塁で、カウント3―1となったところで大谷の目に何か入ったようでタイムをかけ、心配そうにデーブ・ロバーツ監督とトレーナーがベンチを飛び出したが、大谷がこれに気づかずに打席に入ったため指揮官らは慌ててベンチに後ずさりした。そして、フルカウントから四球を選び、このシリーズ5試合目で8個目の四球を選んだ。続くベッツは一飛に倒れ、追加点はならなかった。

 前日の第4戦の第1打席でも2戦連発とするPS3号。第1打席での安打は今PS9試合目で初めてで、走者なしの場面ではPS26打席目で初安打となった。初対戦となった今季10勝左腕キンタナの甘く入ったシンカーを捉え、右越えに本塁打では自身5番目の打球速度117.8マイル(約189.5キロ)、角度22度の低い弾丸ライナーでたたき込んだ。これが日本選手初のPS先頭打者弾で、ドジャースの選手としても7人目の記録となった。

 大谷が今PSで打点を挙げれば5戦全勝。第4戦後には「敵地で昨日、今日といい野球ができている。継続して明日につなげたい。明日、しっかりと決めるという気持ちを持って全員で頑張りたい」と話しており、目標の世界一に向けて打線をけん引している。

 この試合で一発が出れば日本選手初のPS3戦連発。PS4本塁打は2009年の松井秀喜(ヤンキース)に並び日本選手のPS最多本塁打となる。

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