徳光和夫 亡くなった西田敏行さんの逸話明かす「役者さんってこういうことなのか」もりそばを撮影現場で…

徳光和夫

　フリーアナウンサーの徳光和夫（83）が19日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「徳光和夫　とくモリ！歌謡サタデー」（土曜前5・00）に出演。17日、虚血性心疾患で亡くなった俳優の西田敏行さん（享年76）をしのんだ。

　「お仕事で数回お目にかかったことがある」という徳光は、西田さんの「一番印象的」だったエピソードを告白。それは映画の撮影中、ご飯も食べる暇がないほど多忙だった西田さんが「撮影の合間にそばを（出前で）とられて。そば屋さんが撮影の現場にそばを運んでくるんですよ」と出前でそばを注文した時のこと。

　西田さんは「スタジオの端のほうの、石の上に座ってもりそばを2枚、あっという間に平らげましてね。2分か3分ぐらい」と即完食したという。「それでまたすぐ撮影に入っていく」と当時の様子を回顧した徳光は「役者さんってこういうことなのか」と感じたと明かした。

　続けて「役になりきってるから早く現実からそっち（役の世界に）に戻りたい」と西田さんの行動の理由を推察した上で「残念でなりません」と追悼した。