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勝てばV王手の関学大 3点先制も無念の降雨ノーゲーム

スポニチアネックス / 2024年10月19日 11時47分

<京大・関学大>3回裏、京大の攻撃開始前に協議する審判団 

 ◇大学野球 関西学生野球秋季リーグ 第7節1回戦 関学大―京大(降雨ノーゲーム)(2024年10月19日 わかさスタジアム京都)

 首位の関学大は、勝てば春季リーグに続く連覇に王手がかかる一戦だったが、無念の水入りとなった。

 試合前から小雨が降り続く中でプレーボール。関学大は3回表1死三塁から両井大貴(4年=履正社)の左前打で先制。2死後に杉本瞬(3年=関大北陽)の二塁打で好機を広げると、馬場和輝(4年=鶴岡東)の2点適時打で計3点を挙げた。

 3回裏、関学大先発の坂本安司(3年=大崎)が、先頭打者にストレートの四球を与えたところで試合が中断。雨の勢いは強くなり、内野グラウンドには水たまりが広がった。

 その後も天候の回復が見込めず、11時32分に降雨ノーゲームが宣告された。

 関学大の本荘雅章監督は「試合前からの予報で(試合の成立する)7回までは無理だと思っていました」と苦笑い。さらに「試合を引っ張りすぎて不成立になるよりは、早めに判断してもらいたいということは言わせていただいていました」と振り返った。

 主将の小川将信(4年=筑陽学園)は「しっかり先制できて、勝ちゲームのような展開にできた。再試合でも大丈夫です。自分はノーヒットだったんで、記録が残らずに助かりました」と笑い、20日の2回戦に向けて気持ちを切り替えた。

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