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佐々木八段 秘策は先手矢倉での右王か 竜王戦第2局昼食休憩 藤井竜王は早くも1時間以上多く使う

スポニチアネックス / 2024年10月19日 12時54分

竜王戦第2局1日目に臨む佐々木勇気八段(日本将棋連盟提供)

 将棋の藤井聡太竜王(22)=王将を含む7冠=が挑戦者に佐々木勇気八段(30)を迎える第37期竜王戦第2局は19日、福井県あわら市の「あわら温泉 美松」で1日目が始まり午前12時半、昼食休憩に入った。持ち時間8時間から藤井が2時間10分、佐々木は52分消費。1日目午前から1時間以上の差がついた。

 藤井の先勝を受け、佐々木の先手番となった第2局は矢倉へ進んだ。39手目、佐々木は居王を4筋へ移動させ、右王を選択。歩を2度進め、突き越した1筋の広さを生かす決断だった。

 矢倉における、攻めの軸となる居飛車サイドへ寄った先手右王は珍しい。俗に「王飛接近すべからず」は習いのある格言だが、佐々木はこの将棋を昨年10月の第73期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の挑戦者決定リーグ・近藤誠也七段戦で経験していた。ただ、当時は佐々木が今回と逆の後手。敗れたことで気づいたメリットがあったのだろうか。

 藤井との過去7戦は角換わり5局、相掛かり2局の内訳で、矢倉は初めて。藤井が117手で勝利した、前回対戦の10月5、6日の第1局まで4局連続角換わりだった。今回先手になった佐々木は、シリーズの流れを引き戻すためにも勝利をより強く意識するはず。そこで繰り出した秘策、それが先手矢倉での右王だったのか。

 42手目、前例での佐々木も右王を選んだが、藤井は今回飛車引きで手を変えた。予想の範ちゅうだったのだろうか。12分の考慮で43手目、佐々木は6筋の歩を突き出して、反発した。

 昼食は藤井が「辛味しほりおろし蕎麦と小天丼」、佐々木は「海鮮玉手箱」。

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