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【スキージャンプ】葛西紀明「小林陵侑にも勝つと思います。なーんつて」手応え十分の予選5位通過

スポニチアネックス / 2024年10月19日 15時31分

<ノルディックスキー全日本選手権ジャンプ・ラージヒル男子予選>131・5メートルを飛んで5位に付け、手応えをにじませる葛西紀明

 ◇ノルディックスキー全日本選手権ジャンプ第3日ラージヒル(2024年10月19日 長野・白馬ジャンプ競技場ヒルサイズ=HS134メートル)

 男子の予選が行われ、五輪8大会出場のレジェンド葛西紀明(52=土屋ホーム)は131・5メートルを飛んで136・3点の5位に付け、あす20日の決勝に進んだ。小林陵侑(チームROY)が157・3点で1位、前日のノーマルヒルを制した内藤智文(山形県スポーツ協会)が144・5点で2位だった。女子は公式練習のみが行われた。

 W杯派遣メンバー入りを懸ける大一番へ、大きな手応えをつかんだ。予選前に行われた公式練習では、1本目にヒルサイズを超える136メートルの大ジャンプを披露。2本目は風に恵まれず距離を落としたが、予選では再び130メートル超えで5位に付け、「(1本目の)試技がいいジャンプだった。最後はまあまあ。風さえ安定すれば、あれくらいは行くと思っていた」と振り返った。

 自身の持つギネス世界記録を更新する9度目の五輪へ、まずはW杯派遣メンバーに復帰することが第一関門となるが、決勝で派遣が決まっている選手以外の最上位になれば、第1次遠征のメンバーに加われる見込み。「経験とかは関係ないと思う。若い選手もいいジャンプをしている」とギリギリの勝負を覚悟しているものの、「運が2本、バチバチっと来れば、小林陵侑にも勝つと思います。なーんつて(笑い)」と22年北京五輪王者の愛弟子にも対抗意識を燃やした。

 ジャンプ競技はBMI(体重÷身長÷身長)によってスキー板の長さが決まるが、本人によれば葛西は59・2キロまで体重を落とすことが可能。20日の大一番に向けて、白馬入り後に3、4キロほど体重を落としたが、まだ1・5キロほどの余裕があるという。「この1カ月で83キロくらい走っている。だいぶ減量していて、ちょっとエネルギーがないっす」と苦笑いを浮かべたが、極限まで絞って決勝に臨むつもり。第一線を走り続けるレジェンドは、「たくさんの人(ファン)に来てもらって、もっと沸かせたいと思います」と快活に宣言した。

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