「人生の楽園」番組内で西田敏行さん追悼 20年間案内人 菊池桃子ナレで「見守っていてください」

俳優の西田敏行さん

　俳優の西田敏行さんが17日に死去したことを受け、テレビ朝日「人生の楽園」（土曜後6・00)が19日、「追悼アンコール　西田敏行20周年スペシャル」を放送した。

　女優の菊池桃子とともに案内人として長年同番組を支えてきた西田さん。03年からナレーションを務め、たびたびロケ地にも足を運んでいた。

　この日は昨年12月に放送された「青森県の山里で暮らす楽園ファミリー」を紹介するとともに、西田さんが旅した名場面を秘蔵映像を交えながら振り返る。

　冒頭では菊池のナレーションとともに「20年以上にわたって『人生の楽園』の案内人として番組を支えてくださった西田敏行さんが10月17日にお亡くなりになりました。謹んでお悔やみ申し上げます」と追悼テロップが流れた。

　また終盤には西田さんのお決まりフレーズ「“応援してま～す”」などのナレーション収録映像が放送され、「西田敏行さん、安らかにお休みください。空の上からどうか私たちを見守っていてください。本当にありがとうございました」と菊池の思いのこもったナレーションで幕を閉じた。

　長年タッグを組んだ菊池は17日に自身のSNSで「突然の訃報を受け、偉大な先輩とのお別れが信じられずにおります」と沈痛。「歌番組で『もしもピアノが弾けたなら』を一緒に歌おうと約束してくださっていたのに果たせず残念でなりません。人生の楽園のナレーションをはじめ多くの現場で沢山のことを教えていただきありがとうございました。優しいお声が胸に残ります。心よりお悔やみ申し上げます」と追悼した。