法大の1年生・熊谷が打率トップに浮上 32年ぶりの1年生首位打者なるか

法大・熊谷

　◇東京六大学野球秋季リーグ戦第6週第1日1回戦　法大3―1慶大（2024年10月19日　神宮）

　法大の熊谷陸（1年＝花巻東）が規定打席に到達。打率5割（28打数14安打）でトップに浮上した。

　2番二塁手としてスタメンに定着。東大3試合で15打数11安打の固め打ちが効いて一気に首位に躍り出た。

　花巻東からは初の法大野球部に入部。俊足と巧みなバットコントロールでスタメンの座を射止めた。スタンフォード大進学の佐々木麟太郎とはチームメートで「刺激をもらっています」と言う。

　この日は3打数無安打だったが犠打を決めるなど勝利に貢献。このまま首位打者となれば92年春の早大・大森篤以来、32年ぶりの快挙となる。