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数的不利跳ね返した京都 緊急出場のGK太田岳志がV弾起点&クリーンシート

スポニチアネックス / 2024年10月19日 16時17分

 ◇明治安田J1リーグ第34節 京都2―0鳥栖(2024年10月19日 サンガS)

 数的不利を跳ね返した京都が4試合ぶりの勝ち点3をつかんだ。後半20分にFWマルコ・トゥーリオ(26)の右ミドルシュートが決勝点。勝ち点を41に伸ばし、残留争いから一歩抜け出した。

 前半10分に飛び出したGK具聖潤が相手を倒してしまって一発退場。開始5分までにMF平戸太貴が2本の決定的なシュートを放つなど試合の入りは抜群だっただけに想定外のアクシデントだった。救ったのは緊急出場のGK太田岳志(33)だった。

 8月12日・新潟戦以来となる今季3試合目の出場となったが、ベテランらしく慌てず。ハイボール処理やコーチングで守備の穴を作らなかった。コースが変わった後半35分のシュートも反応し、さらに決勝点も自らのパントキックが起点になるなど攻守で存在感を発揮。チーム5試合ぶりの無失点に貢献した。

 後半44分には相手のパスミスを突いたDF福田心之助がダメ押し点。タイトルが狙える天皇杯準決勝・神戸戦(27日)へ向けて勢いを持って臨むことができた。

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