岩井明愛「大変でしたね」終盤4ホールはイーグル、ダボ、ボギー、バーディーも首位キープ

スポニチアネックス / 2024年10月19日 18時42分

＜マスターズGCレディース第3日＞18番、雨の中バーディーを奪いガッツポーズする岩井明愛（撮影・井垣　忠夫）

　◇女子ゴルフツアー　NOBUTA　GROUPマスターズGCレディース第3日（2024年10月19日　兵庫県　マスターズGC＝6506ヤード、パー72）

　岩井明愛（22＝Honda）が1イーグル、4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの70で回り通算13アンダーとし首位をキープした。

　終盤4ホールはハラハラドキドキの「岩井明愛劇場」だった。1打差の単独首位で迎えた15番パー5、ピンまで225ヤードから5Wで1・5メートルに2オン。会心のイーグルを奪った。

　しかし続く16番でティーショットが左の池に打ち込んだ。ドロップゾーンからの第3打も左へ曲げて、第4打はグリーンをオーバーしてダブルボギーを叩いた。さらに17番はアプローチのミスからボギーを叩き、2ホールで3つスコアを落とした。

　それでも「性格的に楽観的で悪いことも次のホールに集中すれば忘れる」という岩井明は「バーディーを絶対取る気持ちでティーショットは思い切り振った。第2打も結構集中して打った」と切り替えた。18番は残り139ヤードから9Iで2メートルにつけてバーディーを取り返し首位でホールアウト。「大変でしたね。良いところも悪いところも全部含めて楽しかった」と笑顔で汗を拭った。

　勝てば今季4勝目で通算7勝目。「これまでと変わらず行けたら」と残り18ホールを見据えた。