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プロ野球監督経験者が「あの風潮」に警鐘鳴らす 藤本博史氏「2月に来たら、柳田になってる」

スポニチアネックス / 2024年10月19日 19時1分

前ソフトバンク監督の藤本博史氏

 昨年までソフトバンクの監督を務めた藤本博史氏(60)が19日に更新されたYouTube「よしひこチャンネル」にゲスト出演。近年、球界で流行している「風潮」に苦言を呈した。

 プロ野球選手にとって、12、1月は球団の管理を離れ、自主的な活動が認められるシーズン。自主トレに励む選手が多い中、最近は球団の垣根を越えて、一緒に汗を流すケースが少なくない。「(各チームの)リーダー的な選手が各チームから集まってくる。そこで自分のチームだったらいいけど、何で各チームの選手が集まるのかなって」。普段は敵として戦う同士の「合同トレ」に、藤本氏は疑問符をつける。

 「(例えば)柳田のスタイルを盗みたい、勉強したいって集まるのはいいんですよ」と一定の理解を示しながら、指導者目線での弊害を強く訴える。「秋のキャンプは実りのキャンプといって、いろんな選手を変えることができるんですね、コーチは。選手に対して、こうしようってやって、(その後)2カ月間のオフに、いろんな自主トレに行って、2月のキャンプで変わってる選手がいっぱいいるんですよ」

 経験談を通した発言に、チャンネルのホストで、コーチ経験も長い高橋慶彦氏も「分かる、分かる」と同意する。「お前はホームランより中距離で、こういう風なコンタクトでバッティングしようと、秋(のキャンプで)一生懸命、コーチがついてやってくれたのに、2月に来たら、柳田になってる」。あまりにリアルな例えに、高橋氏も爆笑した。

 さらに現在では、プロ野球に限らず、YouTubeの動画を見て、技術向上を目指すプレーヤーも多い。「それはいいと思うんですけど…」と前置きしながら、「その人に合わなかったら、アドバイスしてやるのがコーチだと思うし、そういうアドバイスがなかなか難しくなっている時代ですよね」と藤本氏は分析した。

 

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