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関根“シュレック”2メートル7に判定勝ち 「ただホッとした」と男泣き

スポニチアネックス / 2024年10月19日 19時1分

横浜BUNTAIで行われた「JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE」で巌流島ルールで2メートル9のヴィッセルに判定勝ちした関根“シュレック”

 「JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE」は19日、横浜BUNTAIで行われた。

 元静岡県警の関根“シュレック”秀樹(51=ボンサイ柔術)は2メートル7の巨漢のルアン・ヴィッセル(33=南アフリカ)と新格闘技の巌流島ルールで対戦。1ラウンド(R)序盤は大きなヴィッセルのリーチの長さで警戒し、懐に飛び込めない。それでも2分すぎ、パンチをもらいながらもタックルでテークダウン。倒してもなかなか決めてがない。2Rも倒しながら下からのパンチをもらう場面も。最終Rは左目の上をカット。流血しながらもテークダウンからパンチを打ち続けた。判定は2―1。リングから降りた関根の目から大粒の涙がこぼれていた。

 試合後の会見では「ただホッとしている。あまりのパワーにびっくりして笑うしかなかった」と安堵(あんど)の表情。試合が決まりヴィッセルが元UFC世界ヘビー級王者のフランシス・ガヌー(38=カメルーン)やボクシングのWBAスーパー、WBC、WBO世界ヘビー級統一王者のオレクサンドル・ウシク(37=ウクライナ)のスパーリングパートナーを務める実力者だという情報が入るたびに「辞めとけばよかった」と後悔した。それでも勝ったことは大きい。

 今後は「「プロレスラー、格闘技、オファーがあればやります。ストロングスタイルプロレスのレジェンド王者、シュートボクシングの王者になりたい」と2本のベルト奪取に燃えていた。

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