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三田佳子「私より先に逝ってしまうなんて!」 西田敏行さん訃報に悲痛、紅白歌合戦でともに司会も

スポニチアネックス / 2024年10月19日 19時29分

1990年12月、NHK紅白歌合戦リハーサルで抱き合う紅組司会者の三田佳子(左)と白組司会者の西田敏行さん

 女優の三田佳子(83)が19日、自身のブログを更新し、17日に虚血性心疾患で亡くなった俳優の西田敏行さん(享年76)を悼んだ。

 西田さんとはドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)、1988年公開の映画「敦煌」などで共演したほか、1990年の第41回NHK紅白歌合戦ではともに司会を務めた。

 三田は「西田敏行さん、もっともっと活躍して欲しかった!!」と題した投稿で、「西田敏行さん、あまりに突然のお別れに言葉もありません」と突然の訃報への衝撃を吐露。

 「遡れば50年前、ドラマ『私という他人』に、当時有望株の新人として、出演されたのが最初の共演でしたね。それから14年後、映画『敦煌』の中国ロケ。途中参加の私は、日本の美味しいそうめんやボトルのお水やとびきり美味しい日本酒などを大きなトランクいっぱいに詰め込んで持って行きました。当時は、飛行機でも北京から乗り継ぎながら2日もかかった砂漠の中の町・敦煌です。もう半年近くも撮影を続けていた西田さんはじめ俳優仲間やスタッフは、明日の撮影を忘れるほどに大歓迎してくれました。よほど日本の味が恋しかったのね」と共演の思い出を振り返った。

 そして「そして2年後、私が2回目の紅組司会を務めた『第41回紅白歌合戦』。二人の丁々発止のやり取り。白組歌手としても、西田さんはヒット曲『もしもピアノが弾けたなら』を歌ってくれました。4時間半の生放送、ドキドキだけど楽しかったわね」と34年前の紅白を回顧。「2010年。ドラマ『うぬぼれ刑事』で共演した時は、アドリブをやらない私と、アドリブ大好きな西田さんとのセリフのやりとりは、ハラハラしましたね。そしてドラマ『ドクターX』では、お互いに癖の強い役を、阿吽の呼吸で芝居できたことが忘れられません」と西田さんとの演技合戦の思い出をつづった。

 「最後まで役者魂に溢れ、挑戦を忘れなかったレジェンド西田敏行さん!7つも年上の私より先に逝ってしまうなんて!残念で・・・ほんとうに残念でなりません。ご冥福を心よりお祈りします」と悲痛な思いを明かし、天国の名優へ追悼の言葉をささげた。

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