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巨人 35歳・坂本が見せた魂のヘッスラ2連発で待望1勝 流れは確実に変わった!

スポニチアネックス / 2024年10月19日 20時59分

<巨・D>吠えた!7回、岸田の勝ち越しスクイズで雄叫びヘッドスライディングで生還する坂本(撮影・西川祐介)

 ◇セCSファイナルステージ第4戦 巨人4―1DeNA(2024年10月19日 東京D)

 巨人が坂本勇人内野手(35)の見せた魂のヘッドスライディング2連発で勝ち越し、最悪な流れを変える大きな1勝を手にした。

 日本シリーズ進出を懸けた「2024 JERAクライマックスシリーズ(CS) セ」は19日、東京ドームでファイナルステージ第4戦が行われ、4年ぶりセ・リーグ優勝を果たした巨人が3位のDeNAを下して開幕3連敗後に待望の初勝利。優勝チームにあらかじめ与えられるアドバンテージ1勝を含めて2勝3敗とした。

 初戦から3戦合計2得点の貧打にあえいだ打線が同点で迎えた7回に一挙3点を挙げて勝ち切った。

 1―1で迎えた7回、1死から坂本が左前打を放って出塁。続く中山がしぶとく一、二塁間を抜いてCS通算12打席目で待望の初安打を放つと、ベテランの坂本が一塁から激走を見せて三塁ベースに頭から飛び込んだ。

 そして、岸田が初球でセーフティースクイズ。これに坂本が再び激走し、本塁にヘッドスライディングで勝ち越しホームイン。激走に次ぐ激走、そして魂のヘッスラ2連発で1点をもぎ取ったベテランが手でグラウンドを何度も叩いて珍しく感情を爆発させ最高の笑顔を見せると、苦楽をともにしてきたベンチの阿部慎之助監督(45)も拍手して喜んだ。

 この坂本のプレーでこれまでの悪い流れは一変。犠打野選で一塁に生きた岸田と中山の代走に出ていた二走・増田大が代打・長野の初球に意表を突いた重盗を決めると、長野の右打ちした一ゴロがオースティンの野選と悪送球を誘い、増田大に続いて岸田も一気にホームイン。この回一挙3点を挙げると、8回はバルドナード、9回は大勢の盤石継投で逃げ切った。

 投げてはプロ5年目でCS初登板初先発だった井上が6回1死まで完全投球の快投。1―0で迎えた6回1死から8番・戸柱に許した初安打が同点アーチとなって6回1安打1失点で降板したものの、野手陣の奮起を呼びこむ見事な若武者の投球だった。

 2012年のCSファイナルステージでは中日に開幕3連敗を喫してから3連勝を飾って日本シリーズ進出を決め、日本一の栄冠をつかんだ。その時の4番打者が現在チームの指揮を執る阿部監督。“坂本の足”でつかんだ大きな1勝で確実に流れは変わった。あとは一気に3連勝するだけだ。

 ▼岸田 どんな形でも点につなげることだけを考え臨みました。全員で食らいついてもぎ取った1点です。

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