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河村勇輝 グリズリーズと2WAY契約!日本人4人目&Bリーグ初のNBA選手誕生へ 現地メディアが報道

スポニチアネックス / 2024年10月20日 3時38分

グリズリーズ・河村勇輝(ロイター)

 NBAグリズリーズは、現地時間19日(日本時間20日)に日本人4人目のNBA選手を目指す日本代表の河村勇輝(23)と、2WAY契約を結ぶことを、米スポーツ専門局「ESPN」など複数の現地メディアが報じた。

 日本人4人目そしてBリーグ初のNBA選手誕生へ。「ESPN」や地元紙「ザ・デイリー・メンフィアン」や「メンフィス・コマーシャル・アピール」などが河村の2WAY契約変更を報じた。

 「ザ・デイリー・メンフィアン」のドリューヒル記者によると、河村は2WAY契約変更によってNBA・グリズリーズとGリーグ・ハッスルの両方でプレーできることになったが「彼はメンフィス・ハッスルでサウスヘイブンでプレーする時間が多くなることが予想される」と報道。ちなみにNBAの現役選手の中で最も身長が低い選手となる。

 また、グリズリーズにはパスを優先するポイントガードがトレーニング中に使えることになり、これはチームのメンバー全員が攻撃的に成長する上で重要であると、複数のチームメートが語っているという。

 チームメートであるマーカス・スマートは「勇輝は教えることのできない独特なものをゲームにもたらす。彼は自分のスキルセットのすべてを自分の有利に活用している。小柄なので、時には彼が見えないこともある。どこからともなく現れる。彼はシュートも決められて、ボールハンドリングもパスもうまい。みんなが彼を過小評価している。だから彼はそれを自分の有利に利用している」と絶賛していたようだ。

 エースのジャ・モラントもプレシーズンマッチ最終戦後に河村について「いつも主役の座を奪っていくように感じるんだ。だから、俺の相棒の勇輝に声援を送ってやってくれ」と今の関係性がわかるようなコメントもしていた。

 河村は20年1月に特別指定選手として三遠ネオフェニックスに加入。同年12月に横浜ビー・コルセアーズに特別指定選手として入団。22年には東海大学の中退し、横浜ビー・コルセアーズとプロ契約。2022-23シーズンはBリーグMVP、ベストファイブ、新人賞などを受賞した。昨年のW杯ではチームの司令塔として、パリ五輪出場権獲得に大きく貢献した。

 今夏のパリ五輪では1試合平均20・3得点、3・3リバウンド、7・7アシストという素晴らしい数字を残した。特にフランス戦では29得点7リバウンド6アシストの大活躍。日本は歴史的1勝はならなかったが、21世紀以降の五輪の試合で25点以上5リバウンド以上5アシスト以上を記録する史上4人目の快挙を達成。9月にグリズリーズと「エグジビット10」契約を結んだ。

 現地時間10月1日に「17番」を背負ってキャンプイン。キャンプでは、英語通訳をつけずにチームに馴染んで多くのコミュニケーションを取っていた。「やれるという感覚が凄く強かった」と手応えも感じていた。

 プレシーズンマッチでは5戦全てに途中出場して平均3・4得点、4・2アシストの猛アピールをした結果、2WAY契約を勝ち取った。

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