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ドジャース・大谷 お預けWS決定は本拠で! 初回先制機に本塁突入自重…指揮官「言い訳にならない」

スポニチアネックス / 2024年10月20日 1時32分

<メッツ・ドジャース>初回、三塁まで進みながら生還できずベンチに戻る大谷(撮影・沢田 明徳)

 ◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦  ドジャース6―12メッツ(2024年10月18日 ニューヨーク)

 ドジャースは18日(日本時間19日)、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第5戦でメッツに6―12で敗れ、3勝2敗となって4年ぶりのワールドシリーズ(WS)進出はお預けとなった。大谷翔平投手(30)は「1番・DH」で出場して2安打も、初回先制機の三塁走者での消極的な姿勢にデーブ・ロバーツ監督(52)が苦言。ドジャースタジアムに戻る20日(同21日午前9時8分開始)の第6戦で出直しを図る。

 その直後、ベンチのロバーツ監督の表情が明らかに曇った。そして試合途中に行われた中継局のインタビューで初回の大谷の走塁を問われ、はっきりと苦言を呈した。

 「彼は少し頭が真っ白になり、そこで固まったのではないか。あのプレーで明らかにメッツは勢いをつけた」

 問題の場面は初回の先制機だ。先頭・大谷が左腕ピーターソンから右前打を放つなど無死二、三塁。だが、T・ヘルナンデスの遊ゴロの間に三塁走者の大谷はスタートを自重した。メ軍は一塁、三塁が前進守備も二塁、遊撃は定位置。遊撃へのゴロなら「GO」の場面だ。タイミング的には微妙で憤死した可能性もあるが、投球後の第2リードを大きく取れていなかったのも事実。突入を試みれば相手が送球ミスをする可能性もある。結局、後続が凡退で無得点。直後に3点を奪われた。

 短期決戦、特に敵地では先制点が重要。だからロバーツ監督も、大谷に積極的な姿勢を求めたのだろう。結局、序盤の大量失点が響いて敗戦。試合後も指揮官は「翔平は本塁を狙わないといけなかった。しかし、彼はとどまってしまった。言い訳にはならない」と苦言が止まらなかった。

 打撃では2回は四球で4回も左前打。3戦連発は逃すも3戦連続安打とした。先頭弾で勝利に貢献した第4戦後に「1打席目でも最後の打席でも、集中して自分のやることに努めたい」と語った通り、リードオフマンの役目に徹している。

 試合後は空路でロサンゼルスに移動。19日(日本時間20日)の練習日を挟み、20日(同21日)の第6戦から再び舞台は本拠となる。あと1勝でチーム4年ぶり、大谷にとって初のWS進出が決まる有利な状況に変わりはない。切り替えて、決戦のグラウンドに立つ。(柳原 直之)

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