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片山晋呉 1差2位に浮上 さえた“新兵器”6UT

スポニチアネックス / 2024年10月20日 4時36分

首位に1打差の2位に浮上した片山(提供・PGA)

 ◇男子シニアゴルフツアーファンケル・クラシック第2日(2024年10月19日 静岡県 裾野CC=6993ヤード、パー72)

 レギュラーツアー通算31勝の片山晋呉(51=イーグルポイントGC)がこの日のベストスコアタイ67で回り、通算8アンダーで首位に1打差の2位に浮上。シニア2勝目を射程圏に捉えた。宮本勝昌(52=シーミュージック)は通算9アンダーで単独トップに立ち、大会連覇に王手をかけた。

 片山は“新兵器”がさえた。今大会から入れた6UTが好調で、4番パー3でバーディーにつなげると、18番パー5の第2打は残り207ヤードからピン左上4メートルにつけ、楽々とバーディー。ノーボギーのラウンドにも「風がなければ8個は伸ばしたかった」と余裕を漂わせた。

 昨年は2打差2位で迎えた最終日に伸ばせず10位に終わった。最終日は今年も日大同期の宮本との最終組。「優勝しようと思ってやるだけ」とリベンジの準備を整えた。

 ≪宮本連覇へ単独トップ≫宮本は3つ伸ばして頭一つ抜け出した。9番パー5は残り260ヤードから3Iでグリーン奥33ヤードのピンに向けて突っ込み、イーグル。同じイーグルチャンスとなった最終18番は「暗くて見えにくかった」とシニアならではの悩みを明かしたが、きっちりバーディー。連覇への視界は良好だ。13、14番で連続ボギーを叩くなど「ミスショットが続く時間がある。そこを改善したい」と課題も明白。シニア初優勝を飾った大会で再び主役になる。

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