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ド軍三塁コーチ、大谷とのやりとり明かす 第5戦で本塁突入自重に「納得」「1死二、三塁でフリーマンに」

スポニチアネックス / 2024年10月20日 11時50分

練習後に取材に応じるディノ・エベル三塁コーチ(撮影・柳原 直之)

 ドジャースの3勝2敗となったナ・リーグ優勝決定シリーズは20日(日本時間21日)の第6戦から、再び舞台をロサンゼルスのドジャースタジアムに移して行われる。ディノ・エベル三塁コーチ(58)が19日(同20日)、第6戦の前日練習後に取材に応じた。

 18日の第5戦の初回無死二、三塁で、遊ゴロの間に三塁走者の大谷が本塁にスタートを切らなかったことに関して、試合後にデーブ・ロバーツ監督は珍しく苦言を呈していた。

 エベルコーチはこの日の練習の合間に大谷と話し合いの場を持ち、練習中もロバーツ監督と三塁ベース付近で話し合いの場を持っていた。

 同コーチはプレーを振り返り、「三塁手と一塁手が前寄りに守っていたので、三塁か一塁へのゴロ、投ゴロであればベースに留まるように指示していた。そして、実際の打球は遊撃に飛んだが、強い打球(打球速度104・2マイル=約168キロ)だった。とても強い打球だったので、遊撃手のリンドアがその強いゴロを捕球した際、もし本塁に還ったら、本塁に投げてアウトになるだろうと、彼(大谷)は感じた」とコメント。

 「1死二、三塁でフリーマンにバットを振るチャンスを与えたので、彼の判断が正しかった。もし、本塁を狙っていたら1死一、二塁になっていただろうと彼は感じていた。また、フリーマンは右足首を痛めている。大谷は私にこれらのことを説明した。“1死二、三塁のままだから私は走らなかった”と話していた」と大谷とのやりとりを明かした。

 「もし、明日も同じ状況で、本塁を狙ってアウトになったら、ドジャースの責任だと伝えた。彼は“わかった。OK。それでいこう”と答えた。彼は大丈夫。コミュニケーションは良好で全ては順調だ。あの時、彼は本塁に走ったら(遊撃手の)リンドアにアウトにされると思った。だから1死二、三塁でフリーマンに走者一掃できるチャンスを与えるのが賢明だと思った。それだけだ」と話した。

 プレーの映像を振り返ったといい、「大谷を本塁へ行かせなければならなかったかもしれないと思ったが、彼と話して、彼がどう感じたかの説明を聞くと、納得がいった。なぜなら、彼は本塁でアウトになると感じていたからだ。彼がそのように感じたら行かせない。遅れて行けば確実にアウトになる。だから私は、それでいいと言った。明日も来年も8年後も深い守備位置の二遊間に打球が飛んで、三塁走者が本塁でアウトになったらドジャースの責任だ。だから私は彼に“心配しなくていい。私の責任だから、いけ、いけ!”と伝えた。それで彼は“分かった”と答えた」とやりとりの一端を明かした。

 「フリーマンにはフライかゴロ(結果は一直)を期待していた。私にとっては、この初回のプレーが試合のターニングポイントではなかったけど、あそこで1点取れれば、1点を取れただけのこと。それで相手の一塁手(アロンソ)が直後に3ランを打った。それが野球の一部なんだ。ポストシーズンでは特に、常に勢いが欲しいところだけど、それが昨日の試合で負ける原因になったかは分からない」と話した。

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