青森山田 秋の東北連覇ならず 聖光学院との接戦落とす

＜聖光学院・青森山田＞初回、先制二塁打を放った青森山田・伊藤（撮影・村井　樹）

　◇秋季高校野球東北大会　決勝　青森山田2―3聖光学院（2024年10月20日　ヨークいわきスタジアム）

　青森山田（青森1位）は地元開催の聖光学院（福島1位）に競り負け、秋の東北大会連覇とはならなかった。

　先手は取った。初回2死満塁から6番・伊藤英司内野手（2年）の2点2塁打で幸先よく先制。しかし、直後に追い付かれると打線は2回以降、相手先発左腕の大嶋哲平投手（2年）の前に沈黙。最後まで技巧派左腕を捉えきれなかった。

　投手陣は今チームの特徴である3選手による継投で逃げ切りを狙ったが、打線の援護がなかった。

　来春選抜への東北の出場枠は3。準優勝した青森山田に加え、優勝した聖光学院は出場が当確とみられる。