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安住紳一郎アナ 西田敏行さん追悼 駆け出しの頃の初対面回想「本当に、本当に立派な方でした」

スポニチアネックス / 2024年10月20日 13時48分

TBS・安住紳一郎アナウンサー

 TBSの安住紳一郎アナウンサー(51)が20日、パーソナリティーを務めている同局ラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(日曜前10・00)に出演。17日に虚血性心疾患で亡くなった俳優の西田敏行さん(享年76)との思い出を語った。

 福島県のリスナーから西田さんの訃報についてメッセージが寄せられると、安住アナも「私も番組で何度かお世話になりましたし、小学生の頃に見た西田敏行さんのドラマは本当に今でも忘れられないし、とても自分の人生に影響を与えているなということがたびたびあります」とコメント。「池中玄太80キロ」「釣りバカ日誌」「淋しいのはお前だけじゃない」と次々と西田さんの代表作を挙げ、「本当に今でもストーリーをすぐにでも思い出せるような、ドラマの数々でした」と振り返った。

 「ユーモアのある、西田さんのような大人になりたいと思ったし、そういう世界に憧れたってところもあります」としつつ「そして、大人になってから西田さんと一緒に仕事ができるようになったことを誇りにも思う」と語った。

 「本当にすごく皆さんもいろいろな人のインタビューからも知ってるだろうと思いますが、本当に私のような若輩者にも本当に丁寧に接してくださって」と安住アナ。「一番最初に会ったのが、私がまだ27、8歳ぐらい。何も分かっていないような、アナウンサー駆け出しの頃でしたけど、当然、西田さんは芸能界を代表するスター。たぶん私が萎縮するんだろうっていうことを一瞬で察知して、その時に、西田さんの一流の芝居だと思うんですけど、“あ~安住さんだ、本物の安住さんだ~、わ~凄ーい!”なんてことを言ってくださるんですよね」と振り返った。

 「そんなことは思ってもいないだろうけど、そう言われると私はやっぱり気持ちが少し強く出られるから、西田さんに対して、引け目なくインタビューができるっていう状況を一瞬で作ってくださるような方だった」と回顧。「本当にあの時、出来事とか、西田さんがそういう気遣いをして、若い人たちが萎縮しないように現場の空気を作る人なんだなってことが分かって、本当に、本当に立派な方でした」とした。

 「西田さんの仕事がもう見られないと思うと、本当に寂しい限りです」と続け、杉田かおるの「鳥の詩」、西田さんの「もしもピアノが弾けたなら」を2曲続けて流した。

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