楽天・三木新監督が“衝撃ハプニング”乗り越え、粋なファンサービス「現役時代はなかなか…」

折れたバットを手に苦笑いする楽天三木監督（撮影・花里　雄太）

　楽天の三木肇新監督（47）が粋なファンサービスを行った。本拠の楽天モバイルパークで行われた秋季練習はスタンド開放日で、2318人のファンが集結。打撃練習の際に衝撃のハプニングが起きた。

　三木監督が、遊撃後方で打撃を見ていると、山田の打球が近くに置いていたノックバットを直撃し、真っ二つに。「監督すみません！」と大声で謝る山田に対し、ノックを受けていた伊藤裕が「山田、お前は悪くない！」と突っ込み、ファンから笑いが起きた。

　練習を終えてベンチに戻った三木監督に伊藤裕が「監督、道具は大事にしないと…」と指摘すると「現役時代はなかなかバットに当たらなかったんだけど」と三木監督。「噂には聞いています」と伊藤裕が冗談交じりに返す丁々発止のやり取りを見せた。最後は折れたバットにサインを書き、三木監督のタオルを掲げていたファンにプレゼント。「できる限り、ファンの方を大切にするべき」と話していた通り、有言実行のサービスとなった。