畑岡奈紗 5年ぶりの国内優勝ならず…1打及ばず2位タイ「後半3つ出せたことは収穫」ギャラリーに感謝

＜マスターズGCレディース　最終日＞2番、ティーショットを放つ畑岡奈紗（撮影・中辻　颯太）

　◇女子ゴルフツアー　NOBUTA　GROUPマスターズGCレディース最終日（2024年10月20日　兵庫県　マスターズGC＝6506ヤード、パー72）

　最終ラウンドが行われ、3差5位から逆転を狙った日米通算11勝の畑岡奈紗（25＝アビームコンサルティング）は5バーディー、1ダブルボギーの69で通算13アンダーとスコアを伸ばしたが、1打届かず2位タイに終わった。優勝は通算14アンダーのイ・ミニョン（32＝韓国）。

　畑岡は1番でチップインバーディーと最高のスタートを切ったものの、3番でダブルボギー。直後の4番でバーディーを奪い返すと、後半は3つスコアを伸ばして、首位のイ・ミニョンに一時並んだ。最終18番は長いバーディーパットがカップ手前で止まり、パーに終わった。

　22年4月のDIOインプラントLAオープン以来約2年半ぶりの優勝、19年の日本女子オープン以来の国内優勝はならなかった。

　「もっと崩れてもおかしくなかったんですけど、後半3つ出せたのは収穫」と畑岡。「日本でのプレー機会は少なくなってますけど、今回たくさんの方に応援してもらえてうれしかった」と振り返った。