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「甲子園を失った世代」が10・24運命のドラフトへ 幻の甲子園スターが「大学ビッグ5」に成長

スポニチアネックス / 2024年10月20日 16時50分

今秋ドラフト「大学ビッグ5」(左上から時計回りに)明大・宗山、関大・金丸、愛知工大・中村、青学大・西川、大商大・渡部

 24日のプロ野球ドラフト会議で広島が1位指名を公表している明大・宗山塁内野手(21)らドラフト候補選手が19日放送のTBS「バース・デイ」(土曜深夜0・28)に出演。運命の日に向けた思いを語った。

 今年指名対象となる大学4年生は、高3時にコロナ禍で春夏甲子園が中止となった「悲劇の世代」。夢舞台を目指すことすらできなかった。当時、プロ志望選手を集めた「合同練習会」などアピールの場は設けられたものの、それまでドラフト上位は20人から25人ほど指名されていた高校生が、20年ドラフトは13人と半減した。

 4年の時を経て、「幻の甲子園のスターたち」がようやく運命の時を迎えることになった。宗山を始め、宗山と広陵高の同級生でこちらも上位候補に挙がる大商大・渡部聖弥外野手、今年侍ジャパントップチームに招集された関大の最速154キロ左腕・金丸夢斗投手、最速159キロを誇る右腕で、金丸とともにトップチーム入りした愛知工大・中村優斗投手、同じく侍入りした青学大・青学大・西川史礁(みしょう)外野手が「大学ビッグ5」として大きな注目を集める。

 高校時代からドラフト候補として注目されてきた宗山は当時「甲子園がなくなったのは悔しかったけど、あとの野球人生やそれぞれの人生はまだ続いていく。そのためにも自分たちは他の学年にはない経験だと思って。レベルアップできる機会だと思ってやっていきたい」と前を向き、明大に進んで1位候補に。「ここまであっという間だった。一日も無駄にできない。やること全部やってその日を迎えたい」「日本球界で一番のショートになること」と意気込んだ。

 渡部も「プロに行くのは目標なんですけど、通過点であって自分の最大の目標ではない。プロで活躍するためにって考えた時にさらに上を目指して」とさらなる高みを目指す。

 金丸は「甲子園がなくなって一度はみんなやる気もなくなったと思う。でも、ここで終わってしまうと終わるだけ。もう一度切り替えて、いつか夢をかなえる時が来ると思って」。神港橘時代の絶望を前進力に変えて、大きな成長を遂げた。

 また、中村は「プロを目指してやってきた。一度もめげずにトレーニングを重ねたのが結果になった」。諫早農から、プロという夢を目指して走り続けた4年間。「日の丸を背負って戦える選手になりたい」と力強かった。

 

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