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巨人・山崎伊織「何とか明日の試合をしたかった」7回途中零封で中4日の戸郷にバトン「勝ちましょう!」

スポニチアネックス / 2024年10月20日 22時29分

<巨・D>ファンとハイタッチをかわす山崎伊 (撮影・西川祐介)

 ◇セCSファイナルステージ第5戦 巨人1―0DeNA(2024年10月20日 東京D)

 巨人の山崎伊織投手(26)がプロ4年目にしてポストシーズン(PS)初登板初先発。巨人のアドバンテージ1勝を含め2勝3敗で迎えたクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第5戦で7回途中6安打無失点と好投して自身のCS初勝利をマークし、中4日で第6戦に先発する戸郷翔征投手(24)につないだ。

 しびれる展開の連続で1―0での勝利。試合後、3人が登場したお立ち台でまず最初にマイクを向けられたのは、粘って粘って無失点で中継ぎ陣にバトンを渡した山崎伊だった。

 「本当になんとか後ろにつなごうと思ってたんで。何とか明日の試合をしたかったんで。本当に緊張しましたけど。何とか勝てて本当に良かったです」

 初回から気合たっぷりの表情でマウンドへ。初回から150キロを計測するなど全力で飛ばした。初回に2安打されて2死一、二塁のピンチを招いたが、無失点。

 3回も連打で無死一、二塁とされ、ブルペンでは早くも西舘と横川が肩を作り始めたが、牧を中飛、佐野を遊ゴロ併殺打に仕留めて得点を許さなかった。

 味方打線は5回に中山がプロ初アーチを放って先制。1―0のまま迎えた7回、1死から桑原に打たれた安打を左翼・オコエが後逸して三塁打にしてしまったところで降板したが、2番手左腕・高梨が見事な火消しを見せると、守備陣の好プレーも続出し、その後はバルドナード、大勢の完封リレーだった。

 チームはまさかのCS開幕3連敗。前夜は待望の1勝を挙げたが、負ければ即敗退決定という状況は変わらず、大事なマウンドに向かった。

 「ちょっと緊張を家でもしてたんですけど。やっぱ朝、起きてからは凄いやってやるぞと思って(愛車を)運転してきました」

 ふふっと笑ってから口にしたのは、人柄がにじむほっこりコメント。大興奮だったスタンドにも一瞬なごやかな空気が流れた。

 自らの力投もあり、逆王手をかけて臨む21日のラスト第6戦。中4日で先発マウンドに上がる戸郷へ向けての思いを聞かれると「えー。ま、ホントに…えぇ…。えーと…」と苦笑いだったが「勝ちましょう!はい!」と最後は元気な笑顔でメッセージを送っていた。

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