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“球児阪神”全員集合! 22日から甲子園球場で秋季練習、選手や新コーチ陣の前で所信表明へ

スポニチアネックス / 2024年10月21日 5時17分

阪神・藤川監督

 藤川新監督を迎えた新生・猛虎が、22日から甲子園球場で秋季練習を開始する。

 その初日は「みやざきフェニックス・リーグ」参加者を除く全選手に加え、打撃投手、ブルペン捕手、トレーナーら全スタッフが一堂に会する。下村や湯浅、育成・小川ら鳴尾浜球場などで手術後のリハビリに励む面々も甲子園へ呼び、虎将が熱い「所信表明」を届ける。現首脳陣にとどまらず、打撃コーチとして入閣が決定的な小谷野栄一氏、梵英心氏ら新顔も姿を現すと見られ、来季のV奪回へ向け本格始動する。

 「秋が一番伸びる時期」「年齢は関係ない」「アピールチャンスは大いにあるからアピールしてこい」――。

 フェニックス・リーグを視察した17日、藤川監督は前途有望な若虎たちの前で、ひと足早く熱弁を振るった。熱い言葉の数々を受け止めた小幡、井上、前川、野口らはその後、南国の地で躍動を続けている。“中4日”の間隔を置き、次なるターゲットは1軍だ。

 昨年のリーグ優勝、日本一を含め、多くの実績と経験値を誇るメンバーが集う。新指揮官が現役時に共闘した仲間も多い。ファームの若手以上の責任や使命を胸に秘めた選手たちを前に、どんな“火の玉メッセージ”を投げ込むのか、早くも注目が集まる。

 22日に集合する選手は、体の状態などのチェックも受け、23日以降は再び甲子園と鳴尾浜に分かれて練習を行う。下村、湯浅ら全力投球には至っていない投手は、引き続き鳴尾浜で秋季練習を実施。一方、フェニックス・リーグを切り上げて鳴尾浜で調整を続ける伊藤将、豊田らはそのまま甲子園組に合流する予定で、新首脳陣へのアピール機会が待つ。

 逆襲を期す全ての虎戦士へ送る「球児の言葉」。青年監督だからこその一言で、短期決戦で涙をのんだチームを再び奮い立たせる。(八木 勇磨)

 <近年の阪神新監督と秋季練習初日>

 ★08年真弓監督 10月29日、スーツ姿で現れ、ナインと初顔合わせの後、バックネット裏から全体練習を視察。スタンドには超満員となる約1000人の観衆が詰めかけた。

 ★11年和田監督 10月30日、秋季練習はコーチ陣に任せて不在。この日は監督室への荷物運びなどで甲子園球場のクラブハウスを訪れ、初仕事となる秋季キャンプは「初日からガンガンいけるように」と予告。

 ★15年金本監督 ドラフト会議出席のため、合流は4日目の10月24日。各コーチやトレーナーから精力的に情報収集。当時育成選手の原口のスイングに目をとめ「楽しみな選手」と期待を寄せた。

 ★18年矢野監督 10月23日、練習前に全体ミーティングを開き、福留らベテラン陣を含む全選手の前で「前を向く」ことの重要性を説いた。鳥谷とは個人面談で遊撃レギュラー奪回の意思を確認。

 ★22年岡田監督 10月24日、前回と同じ背番号80のユニホーム姿をお披露目。練習前の全体ミーティングで「“優勝”を目指す」と宣言しながら「明日からは“アレ”って言え」とすぐさま禁句指定。

(08、11年が鳴尾浜、以降は甲子園)

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