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裏目、裏目のDeNA 4回無失点の浜口交代直後に康晃被弾…桑原の幸運三塁打も生かせず

スポニチアネックス / 2024年10月21日 5時32分

<巨・D>7回1死三塁、森敬の打球を門脇がキャッチして本塁に送球。三走の桑原はタッチアウト(撮影・篠原 岳夫)

 ◇セCSファイナルステージ第5戦 DeNA0-1巨人(2024年10月20日 東京D)

 あと1勝、あと1点が遠い。0―1の黒星とはいえ、采配が裏目に出続けたDeNA・三浦監督は「まだ試合は残っている…。攻めたんだけど、ホームを踏ませてもらえなかった。相手に最高のプレーをされた」と肩を落とした。

 CS5戦全勝となるファイナルS3連勝で一気に王手をかけた後、初黒星を喫して迎えた第5戦。最初のターニングポイントは5回だった。三浦監督は「しっかり投げてくれた。予定より1イニング投げた」と先発で4回1安打無失点だった浜口に代打を送り、2番手・山崎にスイッチ。だが先頭の中山に147キロの直球を右翼席に運ばれ、これが決勝弾となった。CSに入り、早めの継投策は決まっていた。ただ浜口を打ちあぐねていた巨人打線にとっては、ラッキーだったのかもしれない。「全員で戦っているから」と指揮官はかばったが、山崎は「僕が打たれて負けた。それに尽きる」と責任を背負った。

 前日の第4戦ではファーストSも含めてCS初失策が黒星につながった。負の流れは、なかなか止まらない。0―1の7回1死三塁。三塁走者・桑原が森敬の遊撃へのライナー性のゴロでギャンブルスタートを仕掛けたが、巨人・門脇の超美技で本塁アウト。続く戸柱は初球にヒットエンドランも空振りし、森敬が二塁で刺され一瞬で好機が消滅した。8回無死一塁の代打・蝦名も、犠打を試み三ゴロ併殺打に終わった。

 王手からまさかの2連敗。第6戦は引き分けでも敗退となる。「プレッシャーのある試合ができるわけですから。切り替えて。全員で出し切るだけ。気持ちを一つにして、DeNAらしく戦う」。番長はそう腹をくくった。(大木 穂高)

 ≪短期決戦強さみせた≫浜口が4回1安打無失点と好投を見せた。今季は自己ワーストの2勝で多くが2軍生活。CS初登板で先発し、3回予定だったが1イニング長くマウンドを守った。「とにかく腕を振ることがテーマだった。僕自身を鼓舞しながら攻め続けた」。17年は広島とのファイナルS第2戦で7回2失点に抑えて球団初のポストシーズン新人白星。再び短期決戦での強さを見せた。

 ▼DeNA・筒香(0―1の9回2死一、二塁で代打出場し、大勢の初球フォークに中飛)明日勝つ、それだけです。プレッシャーも感じると思うが、はねのける。

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