“ブルペンデー”先発抜擢コペックが四球きっかけに先制点許す アロンソに不運な適時内野安打浴びる

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦に先発したドジャース・コペック（AP）

　◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦　ドジャースーメッツ（2024年10月20日　ロサンゼルス）

　ドジャースのマイケル・コペック投手（28）が20日（日本時間21日）、本拠でのメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦に先発。先制点を与えてしまった。

　コペックは立ち上がり、制球が定まらずに先頭・リンドアをストレートの四球で歩かせると、続くニモの打席で暴投し二塁まで進まれた。ニモ、ビエントスを打ち取り2死までこぎ着けたが、2死三塁からアロンソを内角直球で詰まらせたもののボテボテのゴロとなり、チャージした二塁手・テーラーの一塁への送球が逸れてしまい、その間に三塁走者・リンドアが生還。先制点を与えてしまった。記録は適時内野安打と失策が付いた。

　5番・ウインカーも四球で歩かせたが、続くマルテを右飛に打ち取り、何とか最少失点で切り抜けた。

　ドジャースはこの日は救援陣で細かくつなぐ「ブルペンデー」を実施。ポストシーズンに入って3度目だが、過去2試合はいずれもブレージャーが先発を務めていた。

　ロバーツ監督はコペックを先発に抜擢した理由として「（上位打線には）マイケルがいいと感じた。彼は先発した経験もある。初回をゼロに抑え、先に進む最善のチャンスだと考えている」と語ったが、先制点を許すゲーム展開となった。