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メッツ・千賀滉大が7回から登板 死球で走者出すも“お化けフォーク”で三振奪うも8回に3失点

スポニチアネックス / 2024年10月21日 11時43分

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦で7回から登板したメッツ・千賀(AP)

 ◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦 メッツードジャース(2024年10月20日 ロサンゼルス)

 メッツの千賀滉大投手(31)が20日(日本時間21日)、敵地でのドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦に救援登板。7回から6番手でマウンドに上がった。

 打線が1点を返し、4-7とした直後の7回、マウンドに上がった千賀はいきなり先頭・マンシーに死球を与えた。それでも続くE・ヘルナンデスをニゴロに打ち取ると、パヘスを宝刀“お化けフォーク”で空振り三振。スミスを左直に打ち取り、1回無失点に抑えた。

 ただ、イニングをまたいだ8回につかまり、3点を失った。

 千賀は13日(同14日)の第1戦で先発も制球に苦しみ1回1/3を2安打3失点4四球で降板。「悔しいですし、情けない」と唇をかんだ。

 30球のうち、ストライクはわずか10球で、制球難について「メカニックにエラーがあった」としコンディション不良などを否定した。その後はキャッチボールなどで調整に努めた。

 チームは対戦成績2勝3敗で第6戦を迎えており、負ければ終わりの“崖っ縁”に立たされている。

 この日の試合前会見でメンドサ監督は右腕の起用法について「特定の状況で誰を起用するかというアイデアやプランを持つのは難しい。彼にとって良いポジションだと感じられる状況が訪れ、試合に勝つチャンスを与えてくれ、我々を助けてくれるのであれば起用する」と述べた。投球回数や球数については「数イニングは投げられるはずだ。彼は初戦で30球を投げたが、その後はもっと練習で投げている」とした。

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