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大谷翔平 第5打席は千賀滉大から四球 球団新PS17出塁 ベッツの適時打など3得点おぜん立て

スポニチアネックス / 2024年10月21日 12時7分

ナ・リーグCS6<ドジャース・メッツ>初回、エドマンの二塁打で生還したドジャース・大谷(撮影・沢田 明徳)

 ◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦 ドジャース-メッツ(2024年10月20日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が20日(日本時間21日)、勝てばリーグ優勝とワールドシリーズ進出が決まる本拠でのメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦に「1番・DH」で先発出場。第5打席は四球を選び、メッツとの今シリーズは6試合で9個目の四球となった。これでポストシーズン17度目の出塁となり、球団新記録となった。

 1点を先制されて迎えた初回の第1打席。大谷が新たな登場曲で打席に立った。レギュラーシーズンからおなじみとなっていたルーペ・フィアスコの「The Show Goes On」を選んだドジャースのフアン・ドラド広報によると、マイケル・ブーブレの「Feeling Good」を流して打席に向かった。この打席は1ボールから2球連続で空振り。それでもカウント2―2から外角のシンカーにやや体勢を崩されながらも手首を返して二遊間へ運び、中前打を放った。1死後からT・ヘルナンデスが今シリーズ26打席目で初安打となる中前打でつなぐと、1死一、三塁からエドマンが2点二塁打を放ち、すぐさま逆転に成功した。

 6―3で迎えた6回無死一、二塁の第4打席。4番手右腕スタニクとの対戦で、フルカウントから甘く入った速球を中前へ。中堅テイラーがスライディングキャッチを試みるもわずかに届かず、二塁走者のスミスが生還して1点を追加した。大谷はこれで6試合で6打点目。直近の得点圏では22打数18安打の打率.818と驚異の勝負強さを発揮し、チームの攻撃をけん引している。

 7―4の8回無死一塁で迎えた第5打席は千賀滉大との対戦。この打席は四球を選ぶと、ベッツの適時打、T・ヘルナンデスの犠飛、E・ヘルナンデスの適時打を呼び込み、この回3点を加えた。

 ア・リーグはヤンキースがガーディアンズを破って15年ぶりのワールドシリーズ進出が決定。1981年以来43年ぶりの東西名門対決、ジャッジとの両リーグ本塁打王同士の対決実現に向けて期待が高まっている。

 この試合で一発が出れば、2009年の松井秀喜(ヤンキース)に並び日本選手のPS最多4本塁打となる。

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