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「ギャラクシー賞」9月月間賞 4作品中2作品が「クドカン作品」 「新宿野戦病院」「終りに見た街」

スポニチアネックス / 2024年10月21日 12時28分

宮藤官九郎

 放送批評懇談会が選ぶ「2024年9月度ギャラクシー賞月間賞」が21日に発表され、宮藤官九郎氏(54)が脚本を務めたフジテレビ「新宿野戦病院」とテレビ朝日「終りに見た街」など4作品の受賞が発表された。4作品中2作品が宮藤氏脚本の作品。さらに宮藤氏は1月期の「不適切にもほどがある!」、6月期「季節のない街」に続く3クール連続の月間賞を受賞する快挙を達成した。

 9月の月間賞は、フジテレビ「新宿野戦病院」、NHKスペシャル「封じられた“第四の被曝”―なぜ夫は死んだのか―」、テレビ朝日開局65周年記念 ドラマプレミアム「終りに見た街」、NHK連続テレビ小説「虎に翼」。4作品中、2作品が宮藤氏脚本作となった。

 女優小池栄子と俳優仲野太賀がダブル主演した「新宿野戦病院」は宮藤官九郎氏による完全オリジナル脚本で、新宿・歌舞伎町の病院「聖まごころ病院」を舞台に“命”をテーマにした“救急医療エンターテインメント”ドラマ。ホストやキャバ嬢、ホームレス、トー横キッズ、外国人難民などさまざまなバックボーンを持つ“ワケあり”な登場人物たちが交錯する社会の構図を“官九郎節”ともいえる、ときにユーモアを織り交ぜながら、さまざまな悩みや問題を抱えながらも人生を強く生きる人たちを描き、話題となった。

 俳優大泉洋主演の「終りに見た街」は、令和に暮らす主人公一家が戦時中の昭和19年6月にタイムスリップする物語。原作は1981年刊行の山田太一さんの同名小説で、宮藤氏が現代風に描く。同作は、終戦から約80年の時期で3回目となるテレビドラマ化。大泉が宮藤作品に出演するのは初となった。

 宮藤氏は、昭和のダメおやじの不適切発言が令和の停滞した空気をかき回した1月期の「不適切にもほどがある!」で3月度ギャラクシー賞月間賞を受賞し、続く「季節のない街」で6月度ギャラクシー賞月間賞を受賞。「新宿野戦病院」の受賞で、3期連続受賞の快挙を達成した。

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