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【千賀滉大と一問一答】初のPSは「とても良い経験」来季は「名前が早めに挙がるような選手でいたい」

スポニチアネックス / 2024年10月21日 14時18分

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦で7回から登板したメッツ・千賀(AP)

 ◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦 メッツ5ー10ドジャース(2024年10月20日 ロサンゼルス)

 メッツの千賀滉大投手(31)が20日(日本時間21日)、敵地でのドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦に救援登板。7回から6番手でマウンドに上がり、2イニング目の8回につかまり、1回2/3を3安打3失点だった。チームもドジャースに敗れ、対戦成績2勝4敗となり、敗退が決定。今季が終了した。試合後の主な一問一答は以下の通り。

 ――チームは敗れて今季終了。現在の心境は。

 「本当にすごいチームだったなってのが一言かなと思います。やっぱり上手くいかずにすごい難しい1年でしたけど、最後の最後でこういう素晴らしい球団とさせてもらったってところと来年、こういう舞台を1つ1つ超えるためにもっともっとやるべきことがあるなと改めて思ったので、すごい良い経験をさせてもらったなと思います」

 ――今日の状態は。

 「今、言ってもそんなに…。いろいろ数字を見てもらえれば分かるんじゃないかなと思います」

 ――先発と違いブルペン待機でいつ投げるか分からない状況だった。ルーティンは。

 「常に先発の時と同じように日々過ごしていました」

 ――この1年はケガで苦しんだ。来年への気持ちは。

 「やっぱり今年1年間、ケガして上手くいかないことがすごくたくさんあった1年だったので、とにかく来年1年間ケガをせずに、そしてまたこういう舞台で今のような中途半端なことでなくしっかり自分のピッチングをして、チームを勝ちに導けるようなそんな存在でいたいと思います」

 ――オフは取り組みを変えるか。

 「やっぱりここ何日かそうですし、リハビリが明けてから体がなかなか合わなかったのも事実なので、パフォーマンスレベルをもっと上げなきゃというか、戻したり上げたりって作業があるので、そこに関してはしっかり時間をかけて丁寧にやっていこうかなって思っています」

 ――リハビリ明けで体が合わなかった理由は。

 「現状、自分に起きていることはしっかり把握はしているので、そこに対してしっかりこのオフシーズンしっかりやりたいなと思います」

 ――日本シリーズもたくさん経験してきた。ワールドシリーズ一歩手前で敗れたことは。

 「やっぱり僕だけじゃなくて他の選手含めて全員が勝つって気持ちでやるこのシリーズってのはすごい熱気もエナジーもすごかったですし、僕自身そこに入ってみて中心ではいられなかったですけど、とても良い経験をさせてもらったのが一番かなと思います」

 ――さらに上目指したい気持ちが強くなった。

 「とにかく1年間ケガせずにしっかり(ローテーションを)回ることと、その中でチームの皆で勝ちを持ってくる。このチームは最高の雰囲気で野球ができていたので、来年はメンバーがまた同じではないと思いますけど、その中でこの良い雰囲気を持っていけることができたらまた面白くなるんじゃないかと思います」

 ――悔しい思いがある中であえてシーズンで良かったことは。

 「アメリカに来て、リハビリがなかなか上手くいかないことだったり、去年はガムシャラに1年間過ごしてきた中とはまた違うアメリカの中でのリハビリだったり、いろいろな文化に触れたのも大きかったですし、同じようなミスをしないような1年間にしたいなと思いますし、ポストシーズンに来れたってのが僕自身、去年は来れなかったので、すごい大きな1年だったなと思います」

 ――来年に向けて。

 「まずは先発としてしっかり役割を果たすというところが来年1年間大切になってくると思いますし、その中でまたチームの状態が良くてポストシーズンに来られるようになった時に名前が早めにあがるような選手でいたいなと。それは誰しもが思うと思うんですけどそれをやらなくちゃいけないなと思います」

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