ベッツ「超スペシャル」リーグ優勝大喜び ヤンキースとのWS「世界が待っていた。間違いなく面白くなる」

8回に適時二塁打を放ち喜ぶドジャース・ベッツ（AP）

　◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦　ドジャース10－5メッツ（2024年10月20日　ロサンゼルス）

　ドジャースは20日（日本時間21日）、本拠でのメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦に勝利。対戦成績4勝2敗とし、4年ぶりのリーグ優勝を飾り、ワールドシリーズ進出を決めた。ア・リーグはヤンキースがガーディアンズを破って15年ぶりのワールドシリーズ進出を決めており、1981年以来43年ぶりの東西名門対決が実現することとなった。

　「2番・右翼」で先発出場したベッツは8回に千賀から適時二塁打を放ってダメ押し点を奪うなど、4打数1安打1打点で勝利に貢献。リーグ優勝に「超スペシャルだ。このグループと一緒に毎日、仕事をしにくるのが大好きなんだ。私は粘り強く取り組むが、彼らも一緒にそれをやってくれる。楽しいよ」と毎日、大好きなメンバーと大好きな野球ができて楽しいと笑顔が弾けた。

　また、救援陣に「ブルペンの投手たちは“Dog”だ。彼らは毎日、準備をしてくれている。ゼロに抑え、勝利のチャンスを与えてくれる。これ以上は望めないくらいだ」と感謝。MVPに輝いたエドマンにも「トミーはここに来た時には（ケガで）すぐにはプレーしなかったのに、粘り抜いて、いまではリーグ優勝決定シリーズのMVPだ。それは彼がどういう選手かを表している」と結果が物語っていると賛辞を送った。

　そして、ヤンキースとのワールドシリーズに「超エキサイトしている。ここまで来るのは大変なことだ。10年プレーしてきたけど、幸運にもこれが3度目（のワールドシリーズ）だ。すべてのワールドシリーズが特別だけど、ニューヨークに向けて大陸横断するこのシリーズを世界が待っていた。間違いなく面白くなる」と胸を弾ませた。