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【東レPPO】本玉は1回戦敗退もプレー内容には手応え「やっと人間になれました」

スポニチアネックス / 2024年10月21日 16時15分

<東レPPOテニス予選第2日>試合に勝利した本玉(撮影・大城 有生希)

 ◇女子テニス東レ・パンパシフィック・オープン第1日(2024年10月21日 東京・有明テニスの森公園)

 シングルス1回戦が行われ、予選を勝ち上がった世界ランキング137位の本玉真唯(25=安藤証券)が世界68位のバルバラ・グラチェワ(24=フランス)に1―6、6―7のストレートで屈した。試合時間1時間37分。第1セットは第3ゲームから5ゲーム連取されて落とした。第2セットは相手サーブの第12ゲームでセットポイントを握ったが、生かせずにタイブレークにもつれる接戦の末に失った。

 昨年は2回戦に進出して世界1位のシフィオンテク(ポーランド)に善戦。2年連続の1回戦突破を逃し「第1セットの入り方は悪くなかったが、ボールが少し浅くなってしまったところを、相手に中に入られてうまく打たれた。セットポイントであと1本もぎ取れればよかったが、相手もいいプレーをしてきた」と振り返った。

 5月にはヘルニアのような症状が出て、足に力が入らない状態に陥った。約1カ月の離脱を強いられたが、ボールを打てない期間は肉体改造に着手。軸を真っすぐにして立つ姿勢の矯正や、肩甲骨周りの柔軟性のアップに成功した。

 今秋はタイ・オープンで8強入りし、中国オープン、武漢オープンも本戦に出場。「離脱中は体を見つめなおす良い機会になった。肩甲骨周りが動かずに“人間の体じゃない”と言われていたのですが、やっと人間になれました。プレーは良くなってきているので、結果にとらわれずにやるべきことをやり続けたい」と視線を上げた。

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