「本人と話し合いできている」川合会長 バレー男子代表新監督11月中に発表へ 理事会で候補者を選任

日本バレーボール協会の川合俊一会長

　日本バレーボール協会は21日、都内で理事会を開き、男子日本代表の新監督の候補者を選定した。オンライン会見で発表した。

　本人や所属先との調整が残っているため氏名は公表しなかったが、川合俊一会長は「担当者レベルで本人と話し合いができている。細かいところの調整が済み次第発表できる」と打診済みで好感触を得ていることを明かした。今後、年俸、住居、移動の旅費など詳細を詰めて11月中の正式発表を目指す。

　川合会長は新監督の選考基準として「パリ五輪ではあと一歩でベスト4、メダルを逃した。それ以上の成績を収められる方。またB代表、アンダーカテゴリーも強化できる方」と条件を挙げた。

　男子日本代表の新監督については、東京五輪でフランス代表を率い金メダルを獲得し、現在SVリーグ大阪ブルテオンで指揮を執るロラン・ティリ氏の就任が有力視される。

　また女子日本代表の新監督について川合会長は「調整する事項があるので、今回は（選任を）見送った。次の理事会で調整できればと思っている」と話した。