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倉田真由美さん 今年2月に夫・叶井俊太郎さん死去 涙ながらに語った「後悔」とは

スポニチアネックス / 2024年10月21日 21時3分

倉田真由美さん(10年撮影)

 漫画家の倉田真由美さん(53)が21日に更新されたYouTubeチャンネル「政経プラットフォーム」に出演。経済アナリストの森永卓郎氏(67)、ITビジネスアナリストの深田萌絵さん(46)と「ガン闘病のリアル 当事者が語る『ガン患者を見送る準備』」というテーマで鼎談した。

 倉田さんの夫で映画プロデューサーの叶井俊太郎さんは2月に膵臓(すいぞう)がんのため死去。深田さんから「お話しにくいかもしれないんですけど、見送る側の気持ちですよね。パートナーががんになられて、その覚悟を決めて準備する時の気持ち、どういう気持ちで見送るのか。そういうスタンスを共有していただければ」とうながされると、倉田さんは「私は家でみとったので、本当に最後の息までみてるんですよ。次の呼吸がないから、”父ちゃん息して”って最後に声をかけた。本人も”家がいい”って言っていたいし、それがかなったので」と振り返った。

 がん闘病中の森永氏から「ダメかなって思ったのはいつ頃だったんですか」と聞かれると、倉田さんは「最後までそんなにダメかなって思ってないです。だって、前日までシャワーを浴びて、ひげそって、髪の毛を自分で洗って、普通にしゃべってましたから。私、もっともっと弱るんだようと思ってたんですよ。イメージとしては、トイレも行けなくなるとか、寝たきり介護の期間があるんだと思ってたから。それが全然無かったので、そういう意味では急でしたね」。

 「(亡くなる)前の日の深夜に医者に来てもらったんですよ。”朝まで持たないでしょう”と言われたけど、意識を取り戻して、”俺、昨日やばかったよね”って言ったんですよね。だから何回か、そうやって戻ってきてるから、やっぱり分からないですよ、今回が最後かもしれないって。そういう意味ではちょっとだけ彼が具合悪いことに慣れてしまっていたことは少し後悔というか、もっと深刻に考えればよかったと思ったりはします」。

 「まだまだ(時間が)あるだろうと思ってたから、もっと丁寧に…」と明かしたのは叶井さんが亡くなる前日のエピソード。「亡くなる前日の昼に”コンビニのチキンの新作が出たから、それを食べたい”って言ってて。それを買いに行ったんですけど、その新作が無くて、普通のやつを買ったんですよ。買って帰った時に”新作なかったからまた買ってくるよ”と言って、彼もちょっと残念がって”食べてみたかったな”とか言って普通のやつを食べたんだけど、それが最後になっちゃったから」。

 「だから丁寧にもっと何件も回ってね、買ってあげられたらよかったなとかね、食べさせてあげたいものはいっぱいあった」と涙ながらに語った。

 倉田さんの話を聞いて、森永氏は「意外だったのは、私も少しずつ弱っていくのかなって思ってたんですよ」「じわじわ弱っていくとは必ずしも限らないみたいですね」と話していた。

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