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巨人・菅野智之は涙「今日の声援というのは一生忘れることはないと思います」「うれしかったです」

スポニチアネックス / 2024年10月21日 22時51分

涙…。あいさつを終えて引き揚げる菅野(右)と肩を抱く小林(撮影・篠原岳夫)

 ◇セCSファイナルステージ第6戦 巨人2―3DeNA(2024年10月21日 東京D)

 巨人の菅野智之投手(35)は第2戦に続いて第6戦も敗戦投手となり、チームを日本シリーズへ導くことはできず。試合後は涙を浮かべて悔しがった。

 菅野との試合後の一問一答は以下の通り。

 「みんながつないでくれた登板だったので、なんとか結果で応えたかったですけど、でも、全部のボールに悔いはないし、最善の準備をしてマウンドに上がったので。ホント結果としては、申し訳ないし、でも、きょう投げたボールに悔いはないです」

 ――総力戦で臨んだ一戦。

 「うーーん、まぁ、緊張感もあって、みんな必死になって戦ったと思うし、まぁでも、うーーーん、ホントに残念ですし、なんとか抑えたかったですけど、でも若い子たちも必死になって戦ってくれたと思うんで。はい」

 ――久々の救援登板で大歓声。どう受け止めたか。

 「本当にね、ファンの方も含めて、監督もピッチングコーチも、僕に託してくれたので、本当に、今日の声援というのは一生忘れることはないと思います」

 ――チームとしても3連敗したところから、ここまであと一歩っていうところまで行けた。

 「いや、もうホントにね、そこ、底力だと思うし、それだけにやっぱり最後勝ち切りたかったですけど、ホントにこういう結果になって残念です。申し訳ないです」

 ――後輩達には。

 「僕はもうまだ終わったばっかなんで、まだ次っていう感じにはなれないですけど。でもね、人生で味わったことないような悔しさなんで。またそれも糧にできればなと思います。申し訳ない」

 ――ファンの皆さんは日本でもしかしたら最後かもしれないっていう思いでの歓声だった。

 「うん。いや、もうね、そういうふうに思ってくれてるってのは僕も分かってますし、それだけにやっぱり悔しいですよね。でも、ホントに。でも、今日の歓声っていうのは。はい。一生忘れることできない。うれしかったです」

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