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巨人・船迫 満塁で登板、3球でオースティン斬りして“バ様”復活 課題は「左打者に対しての攻め方」

スポニチアネックス / 2024年10月21日 23時30分

<巨・D>7回のピンチをしのぎ雄叫びを上げ、ガッツポーズを見せる船迫(撮影・西川 祐介)

 ◇セCSファイナルステージ第6戦 巨人2―3DeNA(2024年10月21日 東京D)

 巨人の船迫大雅(ふなばさま・ひろまさ)投手(28)は2―2で迎えた7回、バルドナードが2死満塁のピンチを招いた場面で5番手として登板。わずか3球で4番・オースティンを三ゴロに仕留める見事な火消しを見せた。

 クライマックスシリーズ(CS)初戦となった16日が28歳の誕生日。だが、プロ2年目で初となるバースデー登板は実現せず、17日の第2戦も登板機会なし。“28歳2日”となった18日の第3戦でポストシーズン(PS)初登板を果たした。

 しかし、最初に打席へ迎えた宮崎に不運な二塁打を浴びるなど打者2人で降板。19日の第4戦ではCS初ホールドをマークしたものの、この試合も最初に打席へ迎えた牧に安打されるなど打者2人に対して無安打投球ができなかった。

 試合後には船迫からケラーへの継投について阿部慎之助監督(45)が「船迫が右打者にインコース放れないのでね、代えました」と苦言を呈す場面もあり、レギュラーシーズンの強気な投球が鳴りをひそめていた。

 だが、この日は2球でオースティンを追い込んで3球で打ち取り、頼もしい“バ様”復活となった。

 それでもチームは無念のCS敗退となり、日本シリーズ進出はならず。

 船迫は「最後の最後まで戦ってきたなかで、自身としては今日に至るまで、思い通りのピッチングというのは、まぁ仕事できてなかったんで。今日勝ちたいという気持ちはみんなあったと思うんですけど、そのなかで、野球の厳しさじゃないですけど、自分もCS初めて体験して、難しさというのを凄い、ブルペンで見ながらも自分で投げながらも凄い感じました」とまずは戦いを振り返った。

 そして、来季へ向けては「自身としてはやっぱり勝ちパターンで投げたいというのが一番の自分の思い描く像じゃないですけど、そうなっていくなかで、自分が課題としているのは左バッターに対しての攻め方というのが自分の課題なので。左バッターへの課題というのを、オフシーズン、来年のキャンプに向けてどういうやり方で抑えていくのかを、一回頭を冷静にしたなかで考えていきたいなと思っています」とコメント。

 この日の見事な火消しぶりについては「やっぱり、仕事できてなかったんで、ここ2試合。やっぱり今日は絶対仕事したいというか、自分自身待ってた自分もいたので。本当に、厳しい場面だろうと、投げられるだけで感謝というか。ツーアウト満塁でああいった形で回ってきて、ホントに、最終的にはゼロで抑えたいというかゼロで帰ってくることが目標だったんですけど、自分のやるべきことをしっかりやった結果がゼロにつながったからよかったと思います」と阿部監督の期待に応えられたことには安どしつつ、敗戦に悔しそうだった。

 船迫はルーキーイヤーだった昨季は36試合に登板して3勝1敗8ホールド、防御率2.70の成績を残したが、チームは4位に終わってCS進出ならず。2年目の今季は51試合に登板して4勝0敗22ホールド、防御率2.37と中継ぎ陣を支え、チームの4年ぶり優勝に貢献した。セ・リーグ新人王の有力候補にも挙げられている。

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