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巨人・岡本和真「悔しいです。また来年頑張りたい」この日もDeNAに勝負してもらえず、2度の申告敬遠

スポニチアネックス / 2024年10月22日 0時8分

<巨・D>9回、最後の打者となり、歓喜に沸くDeNAナインを横目に引き揚げる岡本和真(撮影・西川 祐介)

 ◇セCSファイナルステージ第6戦 巨人2―3DeNA(2024年10月21日 東京D)

 巨人の岡本和真内野手(28)はこの日も2度の申告敬遠と勝負を避けられ、3打数1安打。1点を追う9回には2死走者なしの場面で中飛に倒れて最後の打者となり、最後は不完全燃焼のクライマックスシリーズ(CS)となった。

 「4番・一塁」に入って先発出場。初回、2死二塁で打順が回ったが、いきなり申告敬遠されると、早くも東京ドームのスタンドがどよめいた。

 岡本和は18日の第3戦で2回に先制アーチを放ったあと、3回の第2打席と8回の第4打席でも申告敬遠されており、8回には巨人ファンから盛大なブーイングが降り注いだが、この日もDeNAベンチの判断がスタンドとSNSをざわつかせた。

 そして、2―2で迎えた7回には2死三塁でまたも勝負を避けられ、申告敬遠。ここではさすがに巨人ファンからも大ブーイングが巻き起こった。岡本和は淡々と一塁ベースに向かったが、続くヘルナンデスが三振に倒れて得点ならず。最後は1点差に泣き、日本シリーズ進出を逃した。

 岡本和は17日の第2戦で6回に大貫から同点適時打を放ち、18日の第3戦では2回に吉野から先制の1号ソロを放ったが、いずれも敗戦。まさかの開幕3連敗でチームは崖っ縁に追い詰められた。

 チームは19日の第4戦、前日20日の第5戦に連勝して優勝チームにあらかじめ与えられた1勝を含めて3勝3敗のタイに持ち込んだが、チームが勝利した2試合で岡本和は合計7打数無安打。

 本塁打後に2度の申告敬遠で勝負を避けられた第3戦から試合前まで10打席連続無安打が続いていた。この日、5回の第3打席で左前打を放って13打席ぶり安打をマーク。だが、9回の第5打席は中飛に倒れて最後の打者に。歓喜にわくDeNAベンチとは対照的に肩を落としていた。

 試合後、岡本和は「悔しいです。また来年頑張りたいと思います」と第一声。

 全6戦で紙一重の戦いだったが、「いや、まあね、そういう…勝ち切れなかったんで。そこは本当悔しいなと思います」と敗戦を受け止めた。

 主砲兼主将。重責を担いながら、来季も日本一を目指す戦いがここから始まる。「そうですね、もちろん、まずはね、来年連覇っていうのをね、まずは目指して。その次に日本一になれるように頑張りたいなと思います」と岡本和。「しっかりと練習して。練習したいなと。では、1年間ありがとうございました」と最後は礼儀正しく報道陣にあいさつをして東京ドームを引き揚げた。

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