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早大・印出 零封演出で2季連続V王手 24日ドラフト会議「夢なので信じたい」

スポニチアネックス / 2024年10月22日 5時3分

<明大・早大>試合後、記念撮影に応じる早大・(左から)山県、伊藤樹、印出(撮影・五島 佑一郎)

 ◇東京六大学野球・第6週最終日 早大2―0明大(2024年10月21日 神宮)

 3回戦1試合が行われ、早大が明大を2―0で下して2勝1分けで勝ち点4とし、2季連続制覇に王手をかけた。11月2日からの法明戦で明大が1敗するか、同9日からの早慶戦で早大が1勝すれば優勝が決まる。早大は今秋ドラフト候補に挙がる主将の印出太一捕手(4年)が扇の要として零封リレーを演出した。

 早大が春秋連覇へ“マジック1”とした。エース伊藤樹の8回無失点を引き出した印出は「樹とサインで意思疎通できたことが好投につながった」と胸を張った。特に宗山には初回1死二塁は外角スプリットで右飛。6回は二塁内野安打。8回も内角に直球、外角に変化球を集め、右前打で長打は許さなかった。

 24日のドラフト会議が目前。「野球を始めたころからの夢なので信じたい」と指名を心待ちにした。ロッテなどで通算117勝を挙げた小宮山悟監督は「欲を言えばレベルアップしてほしい。彼のリーダーシップを評価してもらえれば」と期待した。

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