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ドジャース・大谷 登場曲変更で「Feeling Good」 ダジャレで優しさ垣間見せた質問の答え

スポニチアネックス / 2024年10月22日 1時30分

笑顔で会見する大谷(撮影・沢田 明徳)

 ◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦 ドジャース10-5メッツ (2024年10月20日 ロサンゼルス)

 【ヤナギタイムズ】日本ハム時代の13年12月から大谷を本格取材し、TBS系情報番組「ひるおび」、「ゴゴスマ」などに随時出演する本紙MLB担当・柳原直之記者の連載コラム「ヤナギタイムズ」。今回は試合後の会見での大谷の様子をレポートした。

 シャンパンファイトでずぶ濡れのTシャツを着たまま記者会見場に現れたドジャースの大谷は9分30秒間、喜びを語った。

 最後から2番目の質問者に指名された私は、逆転劇を呼んだ初回の中前打について聞き、この大事な試合で打席の登場曲を変えた経緯の質問も重ねた。ここで大谷は「特にないですね」と言った直後に「“フィーリングがいい”ということで選ばせてもらいました」とニヤリと笑った。

 開幕から使用してきたルーペ・フィアスコの「The Show Goes On」ではなく、マイケル・ブーブレの「Feeling Good」。大谷の回答はマイクが反響して聞こえづらく、私を含め全員が反応できなかったがダジャレだった可能性もある。塩対応と思わせておいての優しさを垣間見た。

 ナ・リーグ優勝、WS進出を祝うシャンパンファイトとあって、3度目で盛り上がりは一番。クラブハウスは文字通り“クラブ”状態で、地元出身の人気ラッパー、ケンドリック・ラマーの代表曲「Not Like Us」が爆音で流れ、ナインは歓喜の叫びを上げ続けた。そんなナインを横目に、マイペースにバドワイザーのロング缶を振り回していた大谷。E・ヘルナンデスによれば、大谷は爆音が流れる機内やバス内でもひたすら漫画を読んでいるらしい。シャンパンファイトでも“大谷らしさ”を垣間見ることができた。

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